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ドラマ「エルピス」Netflixで2月1日配信

眞栄田郷敦、長澤まさみ、鈴木亮平(写真は2022年10月撮影)
眞栄田郷敦、長澤まさみ、鈴木亮平(写真は2022年10月撮影)

 昨年10月期に放送された長澤まさみ主演のドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(カンテレ・フジテレビ系)が、2月1日よりNetflixで配信される。

【画像】「エルピス」最終回場面写真

 本作は、長澤まさみ演じる深夜の情報番組「フライデーボンボン」のコーナーMCを担当していた落ち目のアナウンサー・浅川恵那が、死刑が確定している松本良夫(片岡正二郎)の冤罪疑惑を追う中で、“真実”と向き合っていくストーリー。眞栄田郷敦が不純な動機から浅川に事件の調査報道をもちかける新米ディレクター・岸本拓朗に、鈴木亮平が浅川と岸本の先輩で、過去に浅川と恋愛関係にあった報道局のエース記者・斎藤正一にふんした。脚本を、映画『ジョゼと虎と魚たち』(2003)や連続テレビ小説「カーネーション』(2011)などの渡辺あやが務め、演出に、長澤も出演した映画『モテキ』(2011)や大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」(2019)の大根仁らが名を連ねた。

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 タイトルのエルピス(Elpis)とは、古代ギリシャ神話で、中からさまざまな災厄が飛び出したと伝えられる「パンドラの箱(壺)」に唯一残されていたものとされ、良きことの予測として「希望」、悪しきことや災いの予測として「予兆・予見」とも訳される言葉。

 初回放送後、国家権力を相手に人生が激変していく浅川、岸本らの姿を通じ、おかしいことをおかしいと言えない風潮やマスコミの委縮した姿勢などが浮かび上がる踏み込んだストーリーが反響を呼んだ。同作は、NPO法人放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優れた番組や個人・団体を顕彰する「ギャラクシー賞」の2022年12月度月間賞に選出された。(編集部・石井百合子)

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