「舞いあがれ!」八木莉可子“史子”が登場!透明感あふれる演技に注目
現在放送中の連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)のが8日に放送され、八木莉可子ふんする秋月史子が新たに登場した。透明感あふれる演技で注目を浴びる八木の存在感に注目される。
ピュア度100%な八木莉可子!「First Love 初恋」より
連続テレビ小説の107作目となる「舞いあがれ!」は、1990年代から現在を舞台に、岩倉舞が大空に舞いあがるという夢に向かっていく姿を描く物語。ものづくりの町である東大阪や航空学校でさまざまな人との絆を育み、空への憧れを形にしていくヒロインの舞を福原遥が演じている。
6日から始まった第19週では、実家に帰った悠人(横山裕)のインサイダー疑惑が発覚し、大きなニュースになってしまった。舞や母のめぐみ(永作博美)だけではなく、舞の親友である久留美(山下美月)やその父である佳晴(松尾諭)、さらにはIWAKURAの従業員も巻き込んで大きなトラブルに発展することに。その後、実家に帰った悠人は久しぶりに家族で夕食を囲み、父の浩太(高橋克典)が作ってくれたカレーの思い出を語った。
その後、警察に出頭することを決めた悠人。舞たちのもとにも再び平穏が訪れた。そこに登場したのが、梅津貴司(赤楚衛二)の短歌に出会い心を打たれてやって来た秋月史子という女性。デラシネを探し出して貴司に会いに来た史子は苦労人で、外見からは想像できない短歌を詠む、という役どころとなる。今後、貴司と短歌を通じてどのような関係を築いていくのか、期待が高まるキャラクターとなる。
演じる八木は2001年7月7日生まれの21歳。2015年に14歳でデビューした後、2016年にポカリスエットのイメージキャラクターに起用されたことで一躍注目を浴びた。同年、ミスセブンティーングランプリを受賞したことで雑誌「Seventeen」専属モデルとなり、女優としても活躍。その透明感あふれる存在感で数々の映像作品に出演を果たした。
最近では、ドラマ「クロサギ」にゲスト出演したほか、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ではりく(宮沢りえ)の娘であるきく役を務めた八木。とりわけ熱い視線を浴びたのが、宇多田ヒカルの楽曲「First Love」「初恋」にインスパイアされたNetflixオリジナルシリーズ「First Love 初恋」での演技だ。満島ひかり演じるヒロインの也英の高校生~大学生のパートを演じ、切ないラブストーリーにピタリとハマる好演を披露した。
そんな八木にとって初めての朝ドラとなる「舞いあがれ!」。演じる史子と同じく滋賀県出身で、自身も短歌を詠むということもあり、共通点が多い等身大のキャラクターをどう表現するのか、見どころとなる。八木は「芯の強さとピュアさを兼ね備えた史子を、どうかみなさまにも愛していただけたらすごくうれしいな、と感じています」と語っており、その魅力を再確認することができそうだ。(編集部・大内啓輔)