「大奥」玉栄の変貌にショック受ける視聴者続出
2月7日に放送された、よしながふみ原作のNHKドラマ「大奥」（毎週火曜よる10時～10時45分）の第5回後半から「五代将軍綱吉・右衛門佐編」がスタート。前半の「三代将軍家光・万里小路有功編」にも登場した玉栄のあまりの変貌ぶりにショックを受ける視聴者が続出した。
「五代将軍綱吉・右衛門佐編」では、奔放で“色狂い”として噂される5代・徳川綱吉（仲里依紗）が登場。その綱吉は、3代・家光（堀田真由）が玉栄（奥智哉）との間にもうけた子だった。玉栄は万里小路有功（福士蒼汰）への忠誠を貫く純真な青年だったが、剃髪し歳を重ねて桂昌院（竜雷太）となってからは、同じ人物とは思えぬ変わりようだった。
とりわけ視聴者がざわついていたのは、桂昌院が綱吉の側用人・柳沢吉保（倉科カナ）と密通する場面。綱吉への忠義の厚さを褒めると、「惜しむらくは……」と吉保の足に刻まれた刀傷をすりすり。その一部始終に、SNS上では「とんだエロジジイに」「すっかり汚れてしまった」「何があったのよ玉栄…」「嘘でしょ」「あんなに可愛かった玉栄が…」「生臭坊主だ」とどよめきが起きていた。
前半パートでは有功に懇願されて家光と子をもうける決意をした玉栄が、「あんたがお父上のご名代やったら、俺は有功様の名代や。俺の子は有功様の子や。あんたには何が何でも俺との間の子を産んでもらわな困るんや」と家光に凄む場面も。主人のためならいかなる犠牲も払おうとするけなげさで愛されていた玉栄だったが、もはやその面影はなく、“玉栄ロス”に陥る視聴者が続出している。（編集部・石井百合子）