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「相棒」まさかの2週連続“イカネタ”登場 右京の偽装夫婦ぶりも話題

右京と茉梨、偽装夫婦でカウンセリングに参加
右京と茉梨、偽装夫婦でカウンセリングに参加 - (c)テレビ朝日・東映

 8日に放送されたドラマ「相棒season21」(テレビ朝日系)第16話「女神」では、夫婦喧嘩をした亀山薫(寺脇康文)が、妻・美和子(鈴木砂羽)の手配した夫婦カウンセリングに参加することになり、なぜか杉下右京(水谷豊)と小料理屋「こてまり」の女将・小出茉梨(森口瑤子)も夫婦と偽り同行する展開が描かれた。SNS上では、「かつてないほど右京さんが説教されてる」「右京が結婚を語ってる!」と右京の偽装夫婦ぶりが話題となっている。(以下、ネタバレを含みます)

【画像】黒タートルネックで着飾った右京さん

 自然豊かな山荘に宿泊して受けるカウンセリングは、橘志織(銀粉蝶)という女性がカウンセラーだった。ロビーにある女神像が印象的なその山荘は、40年前の二人組の強盗犯によって、10億円の財宝が隠されていると噂の場所だ。最近、強盗の1人だった竹村彰二が殺害され、その犯人が財宝を奪いに山荘に来るのではないかと、右京は推理していた。一方、美和子はもう1組の参加者・斉藤千春(吉本菜穂子)の婚約者・渡辺拓也が結婚詐欺を3回実行しているとして、潜入取材を試みていた。薫は嘘がつけないので、本当のことは黙ったままだった。

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 竹村の捜査を続けている捜査一課の伊丹憲一(川原和久)、芹沢慶二(山中崇史)、出雲麗音(篠原ゆき子)は、聞き込みに行った先で右京が先回りをしていたことを知って驚くが、財宝の情報を仕入れた殺人犯の鈴木司が山荘にいることを突き止めていた。同時に、40年前の強盗犯の片割れが「大沢」という名前だと判明した。

 夜、女神像のもとに忍び込んできたのは千春。彼女が鈴木だったのだ。竹村にはホームヘルパーとして近づき、「女神が(財宝を)持っている」と情報を得ていた。駆け付けた捜査一課に千春を引き渡した右京と薫は、志織と向き合う。彼女は、かつて竹村と愛し合っていた大沢由紀乃で、二人は離れ離れになったまま、40年間会えなかった。竹村が終の棲家と言っていた部屋からは、山荘のある方向が見える。竹村の最後の言葉は「女神が待っている」で、彼にとっての女神は志織だったのだ。

美和子が切っているのは…イカだった! - (c)テレビ朝日・東映

 「いい話だなあ」「じーんとしました」という声も数々だったが、別のことを思い出した人もいたようだ。山奥の山荘に薫と美和子、右京ら4人という構図は、season2第3話「殺人晩餐会」と同じ。しかも、その回で話題になったのは「冷凍イカ」で、今回も美和子がイカを切るシーンが登場した。先週の第15話「薔薇と髭と菫たち」で薫がイカを気にしていたのは、この伏線だったのかもしれない。

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 また、「杉下ご夫妻」が一時トレンド入りしたことで「右京さん、再婚したの!?」と驚きの声も。バツイチの右京が薫に「夫婦円満の秘訣を教えましょう」と言った時は、薫にも「どの口が言ってんですか」と突っ込まれ、「この口です」と返していたが、SNS上でも「おまえが言うな」のオンパレード。志織が夫婦関係について「夫婦生活は長い会話である」などと右京に説教するシーンも多く、「右京は過去イチ説教されてるのでは」という感想も。ネクタイなしのタートルネック姿やエプロン姿など、右京のレアシーンが詰まった回だった。(文・早川あゆみ)

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