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「100万回言えばよかった」荒川良々が怪しい?犯人考察白熱

「100万回 言えばよかった」6話より荒川良々演じる洋食店のオーナー・池澤英介
「100万回 言えばよかった」6話より荒川良々演じる洋食店のオーナー・池澤英介 - (C)TBS

 井上真央主演のTBS金曜ドラマ「100万回 言えばよかった」(毎週金曜よる10時~)で、幽霊となった直木(佐藤健)を殺害した犯人を巡る考察が回を追うごとに盛り上がりを見せている(※ネタバレあり。5話までの詳細に触れています)。

【画像】荒川良々、ホラーで新境地

 本作は、大ヒットドラマ「きのう何食べた?」や朝ドラ「おかえりモネ」などの安達奈緒子が脚本を手掛け、数奇な運命に翻弄される男女3人の姿を軸に展開するファンタジックなラブストーリー。愛する人を突然失った主人公・相馬悠依を井上真央、死んでもなお魂となって悠依を見守り続ける鳥野直木を佐藤健、その事件の真相を追う刑事で直木の唯一の媒介者として悠依に関わっていく魚住譲を松山ケンイチが演じている。

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~以下ネタバレ含みます~

 直木が握っていた花が里親の広田家で栽培されていたものと一致。居間の床から血液反応があり、所有地内にカーペットが焼却された痕が。凶器と思われるものも広田家で発見されている……と言った状況から、直木は広田家で殺害された可能性が高いとみられている。

 直木の死のカギを握っていると思われるのが、直木が生前会いに行こうとしていた尾崎莉桜(香里奈)。直木が梨桜に会う目的は里親の広田勝(春風亭昇太)に頼まれ、梨桜の荷物にあった500万円を返却することだった。しかし、当時10代だった梨桜がなぜそんな大金を手にしていたのか? なおかつ直木の死後、その500万円が行方不明になっている。また梨桜は遺体で発見された高原涼香の(近藤千尋)の同級生でもあり、梨桜には謎が多い。

 10日放送の第5話では、新たな人物が登場。一人は、梨桜が接触する謎の男(永島敬三)。公式サイトの相関図には「田中希也」とある。「勝手なことされると困るんだよね」という男に、梨桜は「わたしは何も話さない。だから安心してって伝えて」と答えていた。伝えてというのは誰を指しているのか……? そしてもう一人は、洋菓子・刺繍教室を営む武藤千代(神野三鈴)。田中が千代から教室の少女たちを送るよう頼まれる場面があった。

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 今のところ、直木殺害の犯人候補としてネットで度々名が挙がっているのが、直木が働いていた洋食店「ハチドリ」のオーナー・池澤英介(荒川良々)。直木は里親の勝の紹介で英介と知り合い、彼の店で働くようになった。第3話では、悠依が直木の手掛かりを得るため梨桜と接触を図りカフェで会う約束をとりつけるも、梨桜は現れずなぜか英介が姿を見せた。偶然居合わせた様子の英介だったが……。また、第4話で英介がつぶやいたある言葉も怪しいと話題に。悠依に英介からこども食堂に来ていた子供の一人が行方不明だという電話があり、直木の協力のもと行方がわかると、キャンプ場に向かう英介が車に乗り込んだ際「なんであんなところに……」とつぶやいた。その直後にこの付近で直木の遺体が発見されたことから、一気に英介を犯人有力とする声が増えた。

 そして、5話でも英介が疑われる描写が登場。遊園地で直木(&譲)とデートしていた悠依が、同じ遊園地で遊んだ梨桜、涼香とのある記憶を思い返した。悠依いわく、梨桜と涼香は“グーミー”と呼ばれる人物を待っている様子で、車の運転席にいた顔の見えないその男はグミを食べていたが、ネット上ではその手元や口元が荒川良々を思わせるという説が浮上。英介が開いた「こども食堂」にも裏があるのではないかという見方もある。

 そのほか5話では直木の葬儀で、直木がかつて骨髄を提供し続けていたという弟の姿が見当たらなかったことも謎として指摘されている。(編集部・石井百合子)

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