24年大河「光る君へ」清少納言はファーストサマーウイカ!大河初出演に「ワクワク」
女優、歌手のファーストサマーウイカが2024年大河ドラマ「光る君へ」で吉高由里子演じる主人公・紫式部のライバルとなる清少納言(せいしょうなごん)を演じることが明らかになった。21日、ドラマの公式Twitterで発表された。ファーストサマーウイカにとって大河ドラマ初出演となり、「大河ドラマは、やはり『男たちの戦』という印象が強く、史実に基づいた生死に関わるつらいシーンも多いイメージです。ですが、今作では宮中の女社会や、和歌や逢瀬などのラブストーリー、みやびで華やかなシーンもみられるのでは? と非常にワクワクしています!」と期待を寄せている。
平安時代に、世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生みだした紫式部(吉高)を主人公にした本作。脚本を2006年放送の大河ドラマ「功名が辻」などの大石静が担当する。ファーストサマーウイカ演じる清少納言は、歌人・清原元輔の娘。才気煥発で一条天皇に入内した定子のもとに女房として出仕し、心からの忠誠を尽くす。随筆「枕草子」は紫式部や藤原道長(柄本佑)にも影響を与えることになる。
ファーストサマーウイカは、演じる清少納言に「聡明で勝気、あけすけだけどウィットに富んだ辛口ブロガーの第一人者、という印象です。日常のあるあるネタや女の愚痴をおもしろおかしく描く一方で、繊細で愛情深い一面もあり、とても1000年も前の人とは思えないほど、親近感の沸く、人間味のある魅力的な女性だなと感じています。紫式部との関係性、定子への敬慕の念や私生活など、謎多き部分もどう描かれるのか今から楽しみです。プレッシャーに負けず精一杯頑張ります!」と意気込み。
およそ1,000年前の華やかな京都を舞台に演じることに、「歴史の中でも特に女性がカラフルで鮮やかな色彩の時代だったので、衣装やメイクは非常に興味深いです。また、寝室や風呂など、絵巻のような平面ではわかりづらい部屋や宮中の様子がスタジオセットではどうなっているのかとても楽しみです!」と語り、京都の印象や思い出について「大阪府出身としては唯一の『府』仲間、ご近所さんで、学校行事や家族ともよく訪れました。他県より身近に感じているにも関わらず、知らない歴史もまだまだたくさんあって魅力の尽きないところです」と触れている。(編集部・石井百合子)