リーアム・ニーソン、100本目の映画出演『探偵マーロウ』公開決定
『96時間』シリーズなどのリーアム・ニーソンにとって、100本目になるという映画出演作が『探偵マーロウ』の邦題で6月16日に全国公開されることが決定した。
40年以上のキャリアを誇り、近年はアクションスターとしても活躍するリーアム。そんな彼が本作で演じるのは、レイモンド・チャンドラーが1930年代に生み出した、私立探偵フィリップ・マーロウだ。リーアムは「フィリップ・マーロウは、かつて監督や脚本家たちの頭の中にあった”私立探偵像”を永遠に変えてしまった。そんなキャラクターをずっと演じてみたいと思っていた」と念願かなっての出演だったと語る。
原作は、ブッカー賞受賞作家ジョン・バンヴィルが、ベンジャミン・ブラック名義で著した、チャンドラーの長編「ロング・グッドバイ」(長いお別れ)の公認続編「黒い瞳のブロンド」(小鷹信光訳/早川書房刊)。舞台は1939年のロサンゼルス。オフィスに訪れたブロンドの美女から、突然姿を消したかつての愛人を探してほしいと依頼されたマーロウが、映画産業が急成長するハリウッドの闇に飲み込まれていく。
監督は『クライング・ゲーム』(1992)、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994)などで知られ、リーアムとは4度目のタッグとなるニール・ジョーダン。『女は二度決断する』(2018)のダイアン・クルーガーやジェシカ・ラングなど、豪華女優陣が華を添える。(編集部・入倉功一)
映画『探偵マーロウ』は6月16日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開