米倉涼子、「エンジェルフライト」で一日中泣いた…理由明かす
Amazon Originalドラマ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」（3月17日より独占配信）に主演する米倉涼子が、作中で見せる号泣シーンについて語った。
佐々涼子の第10回開高健ノンフィクション賞受賞作が原作となる本作は、世界中で起こる“生と死”をテーマに、大切な人を失った遺族のために奮闘する国際霊柩送還士の姿を描く一話完結ドラマ。米倉のほか、松本穂香、城田優、矢本悠馬、野呂佳代、徳井優、遠藤憲一らが出演する。
国際霊柩送還士とは、海外で亡くなった人を遺族の元へ送り届けるだけでなく、遺族が故人に最期のお別れをして前を向いて生きていけるように手助けをするスペシャリストのこと。米倉は国際霊柩送還士が働くエンジェルハースの社長であり、短気で毒舌な反面、情に厚い主人公の伊沢那美を演じる。
作中には、米倉演じる那美が涙するシーンが度々登場する。「涙を流そうと意識して演技したことは一度もありません。ただ涙があふれてきました」と語る米倉。その理由について「役に深入りしてるつもりはないのですが、完全に深入りしてましたね。故人とその遺族の想いにどうしても感情移入してしまうので、撮影中は一日中泣いていました。エンジェルハースの仲間たちとの撮影以外は全シーン泣いていたような気がします。台本に感動できる要素がふんだんに入っているので、自然と涙が出てきましたし、一つ一つの言葉が心に響きました」と明かした。遺族が抱える思いに感情移入し、自然と涙が出てきたという米倉の涙に注目だ。（今井優）