認知症のブルース・ウィリスに大声を浴びせるパパラッチ…妻が声明発表
先月、認知症であることが公表されたブルース・ウィリスさん(67)。彼は今、パパラッチからの被害に遭っているのだという。妻のエマ・ヘミングさんがInstagramで切実な声明を発表した。
ウィリスさんは昨年3月、失語症のため俳優業を引退すると発表。しかし、その後も症状は進行し、「前頭側頭型認知症」と診断されたことが先月、家族から明かされていた。
そんなウィリスさんの姿を写真やビデオに収めようと、現在、多くのパパラッチが彼の周りに群がっているのだという。ヘミングさんは「それがあなた方の仕事であることはわかりますが、節度を守ってください。ビデオを撮っている人たちは、どうかわたしの夫に『調子はどうなんだい?』などと大声を浴びせないでください。ただ、そんなことはしないで。わかりましたか? 彼をそっとしておいてください。わたしたち家族やその日彼と一緒にいる人が、安全にA地点からB地点へと移動できるようにしてください」と切々と訴えた。(朝倉健人)