オダギリジョー&櫻坂46・山崎天が父娘役で初共演 相鉄東急直通線開業記念ムービー公開
俳優のオダギリジョーと人気アイドルグループ・櫻坂46の山崎天が父娘役で初共演した、相鉄・東急直通線開業記念ムービー「父と娘の風景」が、相鉄グループの公式YouTubeと特設サイトで公開された。(※山崎天の「崎」はたつさきが正式表記)
「父と娘の風景」をテーマに制作された本作は、3月18日の相鉄・東急新横浜線の開業に伴い、相鉄線と東急線の相互直通運転が可能になることを記念した特別映像。娘を持つ父親たちへのインタビューをもとにした、誰もが共感できる親子の関係の変化を描く「12年間の物語」がワンカットでつづられる。
相鉄線の車内を舞台に、小学生から高校卒業まで、幼少期・思春期・反抗期を経て変化していく親子の関係を、オダギリと山崎をはじめ、6歳から46歳まで総勢50人の父娘キャストが演じた特別ムービー。ラストは、相鉄線の駅で降りる父と、相鉄・東急直通線に乗って東京へと向かう娘が映し出され、幼少期からの成長を感じさせる、味わい深い映像に仕上がっている。
初共演となったお互いの印象を、「天ってすごい名前だなというのと、お父さんが自分より若いのに驚きました」(オダギリ)、「クールな方だなと思いました。こんなお父さん中々いないなって思います。渋くて、洒落たお父さんだなと思いましたし、一緒に(撮影)しているシーンとかはすごく娘のことを思ってくれている、遠くの方から見守ってくれる優しいお父さんだなと思いました」(山崎)と語った2人。
本作のような「家族の風景」について、山崎が「私の家族はカラオケがとにかく好きなので、お正月は帰るといつもカラオケに行って歌って踊るので、それが家族のスタイルかなと思います」と答えると、オダギリは「親の前でよく歌えますね! (笑)僕、絶対無理です。恥ずかしくて。でもうらやましいですね」とほっこりした様子。
完成したムービーについて2人は、「日々続いていく暮らしとそれに寄り添う電車の姿を映した素敵なムービーになったかと思います。是非多くの人に見ていただきたいです」(オダギリ)、「1人の娘として役に共感できることもすごくあり、成長と巣立ちの物語を精一杯演じさせていただきました。父と娘の関係が変化していく姿に是非注目していただきたいですし、すごくおもしろい映像になっているかと思いますので、何回も繰り返し細かいところまで見ていただけたらなと思います」(山崎)と語っている。
映像内の音楽は、プロデューサー/ラッパーのPUNPEEが、ハナレグミとコラボレーション。今回のためにボーカルを再録しアレンジをし直したPUNPEEの代表曲「タイムマシーンにのって」に、ハナレグミの代表曲「家族の風景」をサンプルし、相鉄・東急直通線開業=“つなぐ”にちなみ、2組のアーティストの名曲をつないだ楽曲が誕生した。
時代の変化をワンカットで表現するため、撮影には、メイクから衣装までそっくりに似せた、48名のオダギリ役と山崎役のキャストが参加。輪切りにされた、父娘が立つ車両の美術セットを25台用意し、カウントに合わせてひとつひとつを人力で動かしながら撮影された。幼少期の娘とともに“1人目の父”を演じたオダギリは、セット裏を30メートル疾走し、10秒でヘアメイクを終えて12年後の姿となり、“25人目の父”として再びセット内へ。12年後の父娘を映す、山崎とのクライマックスシーンを演じている。娘を優しく見守るオダギリの表情や、新たな春へ踏みだす女性を演じた山崎の表情にも注目だ。監督は柳沢翔が務めた。(編集部・入倉功一)