「はじめの一歩」「NARUTO」に影響を受けたロッキー新章『クリード 過去の逆襲』予告編公開
『ロッキー』シリーズの新章として大ヒットを記録したボクシング映画の第3弾『クリード 過去の逆襲』(5月26日全国公開)の予告編が公開された。主人公アドニス・クリードを演じ、監督も務めるマイケル・B・ジョーダンが、日本のアニメに影響を受けたと語る意欲作だ。
ロッキー(シルヴェスター・スタローン)の良きライバルだったアポロ・クリードの息子、アドニスの新たな戦いを描く本作。ロッキーとアポロの魂を引き継ぎチャンプとなったクリードが、彼への復讐を誓う刑務所上がりの幼馴染デイムと再会し、未来を勝ち取るため、誰にも言えなかった過去の過ちと向き合う。
3月3日に全米公開されると、シリーズ最大のヒットとなる興行収入5,865万ドル(約79億1,775万円)を記録し、世界興収1億ドル(約135億円)超えのオープニング成績を達成した。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル135円計算)
そんな本作についてマイケルは「NARUTO -ナルト-」「はじめの一歩」「メガロボクス」「ドラゴンボールZ」など、日本アニメの影響を受けていることを公言。「長い間アニメを見続けてきたから、ファイトシーンやドラマの瞬間を構築する上で、自然にアニメに立ち戻る」とコメントしている。
予告編には、スポーツ映画史上初という、IMAXカメラで撮影された迫力のファイトシーンの一端が公開。家族同然の仲間が宿敵となる、過去の過ちをめぐる熱きドラマと壮絶なファイトへの期待が高まる映像に仕上がっている。
アドニスへの復讐に燃えるデイムを演じるのは、マーベル映画の新悪役カーンを演じるジョナサン・メジャース。『マイティ・ソー』シリーズのテッサ・トンプソン演じるビアンカのほか、前作『クリード 炎の宿敵 』で死闘を繰り広げたイワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)の息子ヴィクター・ドラゴ(フロリアン・ムティアヌ)がアドニスのスパーリング相手として登場する。(編集部・入倉功一)