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「罠の戦争」最終章へ!権力に魅せられた鷲津、復讐される側に

ドラマ「罠の戦争」第10話より
ドラマ「罠の戦争」第10話より

 草なぎ剛が主演を務めるドラマ「罠の戦争」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、本日(20日)よる10時~放送される。

【画像】鷲津、闇落ちしてしまうのか…「罠の戦争」第10話

 本作は、草なぎ主演の「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く戦争シリーズ第3弾。弱者による強き権力者への復讐劇で、愛する家族を傷つけられた議員秘書・鷲津(草なぎ)が、知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させるさまを描く。

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 息子・泰生を瀕死の重体に追いやった事件の犯人と、それを隠蔽しようとする政治家に復讐を誓い、真相究明のため自ら代議士となった鷲津。その後、泰生は目を覚まし、事件の犯人まで辿り着く。そして、内閣総理大臣補佐官に抜てきされた鷲津は、総理のお墨付き議員として躍進。しかし、週刊誌に政治資金規正法違反の疑いを取りざたされ、流れは一変する。政界内には怪文書が出回り、立場が危うくなる。

 第10話では、鷲津が、幹事長を退いた鶴巻(岸部一徳)の仕業だとにらみ、虻川(田口浩正)が鶴巻の私設秘書として永田町に戻ってきたことにも一抹の不安を覚える。しかし、竜崎(高橋克典)のある一言で、いつの間にか芽生えた政治家としての野心に火がつき、今度こそ鶴巻を完全に排除すると竜崎に宣言する。

 後日、記者の由貴(宮澤エマ)が鷲津の留守中に事務所にやって来る。鷲津に頼まれたあるものを置いて帰るが、それは、ある人物の差し金だった。

 鶴巻の不正を暴くことに躍起になる鷲津は、次第に代議士としての本来の職務をおろそかにするようになり、秘書の貝沼(坂口涼太郎)は愚痴をこぼす。梨恵(小野花梨)や眞人(杉野遥亮)もまた、怪文書の一件で、誰が事務所の内情をもらしたのか疑心暗鬼に。また、鷲津の妻・可南子(井川遥)も、多忙を理由に家庭を顧みず、人が変わったかのような夫に複雑な思いを抱く。(田中海)

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