磯村勇斗、6年ぶりに「仮面ライダー」イベント登場 アラン再演に意欲「タケルからの助けがあれば」
特撮ドラマ「仮面ライダーゴースト」(2015~2016)でアラン/仮面ライダーネクロムを演じた俳優の磯村勇斗が25日、静岡県静岡市で行われた「生誕50周年記念 THE 仮面ライダー展」静岡会場のオープニングセレモニーに出席し、展示会の魅力や仮面ライダーへの思いを語った。
【動画・トークノーカット】1号&ギーツがサプライズ登場!セレモニーの様子
「THE 仮面ライダー展」は、初代「仮面ライダー」から、放送中の「仮面ライダーギーツ」まで続く仮面ライダーシリーズの魅力を、撮影で実際に使用された小道具や、新たに編集された映像などで振り返る展示会。磯村が仮面ライダー関連のイベントに登場するのは、2017年4月に行われたスピンオフ「アラン英雄伝」の上映会以来6年ぶりとなる。
セレモニー前に会場を見学したという磯村は、「1号からギーツまでの全ライダーが集結していて興奮しました。当時使われていた変身ベルトや武器も間近で見ることができて、傷までしっかりわかります。みなさんが一緒に歩んできたライダーと再会できることが魅力だと思います」とセレモニーに招待されたファン100人に展示会をアピール。
テレビシリーズ終了後、NHK連続テレビ小説をはじめ多数の映画・ドラマに引っ張りだこの磯村。仮面ライダー作品は「俳優としての基礎の全てを学べた場所」だといい、「演技やアクション、アフレコ、お客様の前に立って話すトークスキルなど、俳優人生にとって必要なスキルを教えてくれたので、とても大切な時間でした」と感謝した。
現在放送中の「ギーツ」はもちろん、仮面ライダーシリーズでは毎年多くの後輩ライダーが誕生している。別作品の撮影現場では、仮面ライダー経験者と当時の話で盛り上がることもあるそうで、「こうして長く仮面ライダーシリーズが続いていることが嬉しい。ライダー仲間と出会える嬉しさがあります」と明かした。
「仮面ライダーゴースト」のキャラクターたちは、「仮面ライダーセイバー」とコラボレーションするなど、令和でも活躍し続けている。アラン再演の可能性を問われた磯村は、「眼魔世界はだいぶ平和になったので、タケル (西銘駿)からの助けがあれば行きます。別世界で何か問題があれば、僕らは動きますよ」と意欲を見せていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
「生誕50周年記念 THE 仮面ライダー展」静岡会場は5月7日まで静岡市清水文化会館マリナート1階ギャラリーにて開催中(4月10日、17日、24日は休館)