BLコミック「ギヴン」続編アニメ映画制作決定 柊にスポットライト
キヅナツキ原作による人気BL(ボーイズラブ)漫画「ギヴン」の続編アニメーション映画の制作が、22日に開催された「フジテレビアニメラインナップ発表会2023」で発表され、ティザービジュアルとPVが公開された。
フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で初めてBLコミックを原作とした「ギヴン」は、キヅナツキが描く青春バンドストーリー。2019年にテレビシリーズが放送され、その翌年に続編となる劇場版が公開された。ファン待望の続編アニメ映画では、主人公・真冬(まふゆ)の幼馴染で、原作でも人気のキャラクター、鹿島柊(ひいらぎ)にスポットライトが当たる。
センチミリメンタルがプロデュースする劇中歌「冬のはなし」も話題を呼び、音楽ストリーミングサービスSpotifyで1億回再生を突破するなど、アニメ放送終了後も熱い支持を集めている本作。今回公開されたティザーPVには、同じくセンチミリメンタルプロデュースによる新曲が使用されており、アニメとともに音楽の新しい展開も期待させる内容となっている。
10年にわたり連載された原作は、3月30日発売の雑誌「シェリプラス」5月号(新書館)をもって完結することが発表されている。(西村重人)