キンプリ永瀬廉「ラストマン」で日曜劇場初出演 大泉洋の甥っ子役で刑事初挑戦
King ＆ Princeの永瀬廉が、4月23日にスタートする、福山雅治主演のTBS日曜劇場「ラストマン－全盲の捜査官－」（毎週日曜よる9時～9時54分）に出演することが明らかになった。
本作は、どんな事件もかならず解決することから“ラストマン”と呼ばれる全盲のFBI特別捜査官・皆実広見（福山雅治）と、悪を憎み犯人検挙のためには手段をいとわない刑事・護道心太朗（大泉洋）が難事件に挑むバディドラマ。福山と大泉のほか、警部補・佐久良円花役で吉田羊、捜査分析センターで分析官・吾妻ゆうき役の今田美桜、捜査一課メンバー役で松尾諭、今井朋彦、奥智哉、そして、心太朗の父・護道清二役で寺尾聰らが出演する。
1月期の火曜ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」から2クール連続のTBSドラマ出演となった永瀬は、日曜劇場初出演にして、刑事役も今回が初挑戦。警視庁捜査一課・佐久良班の刑事、護道泉（ごどう・いずみ）を演じる。
泉は、代々、警察庁長官を務めあげてきた護道家の人間で、大泉演じる心太朗の甥っ子。護道家の次期当主となる人物だが、家柄を一切鼻にかけず、曲がったことが嫌いな、正義感が強い青年。叔父の心太朗が警部補であるのに対し、泉は警視で階級は上という、階級差のある二人の関係性も見どころとなる。
永瀬は、福山と大泉との共演に「プレッシャーや緊張もありましたが、色々なことを勉強、吸収できる現場になりそうですので、どちらかというと早く一緒にお芝居をさせていただきたいなというワクワクした気持ちの方が大きかったです」と意気込みをコメント。
嘘のつけない真っ直ぐな青年で、周囲に振り回されていく役どころ。「僕も嘘がつけず、どちらかというと、表情に出てしまう方なので、そこは泉に似ていると思います」という永瀬は、「いい作品になるように、この作品にしっかりなじめるように頑張っていきたいと思います。刑事役なので、とりあえず手錠はかけてみたいですね（笑）」と語っている。
編成プロデュースの東仲恵吾は、現場の刑事をリスペクトする清廉潔白な泉役に「永瀬さんは俳優としてもキャリアをたくさん積んでいながらも、ずっとピュアさを残していると勝手に感じていて、そんな彼をイメージして泉という人物を作りました。注目ポイントは永瀬さんの瞳です。明るさと悲しさを帯びたその瞳がとても素敵なのですが、今作では物語が進むにつれて、この瞳の移り変わりで泉が抱えていくことになる大きな物語を表現していくことになります。是非ご期待ください」とコメントを寄せている。
脚本を担当するのは、映画『ONE PIECE FILM RED』（2022）や、日曜劇場で「グランメゾン東京」（2019）、「TOKYO MER～走る緊急救命室～」（2021）などを手掛けてきた黒岩勉。演出に、映画『罪の声』（2020）やドラマ「カルテット」（2017）などの土井裕泰らが名を連ねる。（編集部・入倉功一）