奥平大兼、金髪&全身タトゥーに挑戦!『ヴィレッジ』で横浜流星と初共演
横浜流星が主演を務める映画『ヴィレッジ』(4月21日公開)より、奥平大兼の姿を捉えた場面カットが公開された。
【画像】奥平大兼、先輩・横浜流星に惚れる!『ヴィレッジ』場面カット
『ヴィレッジ』は、映画『新聞記者』『余命10年』などの藤井道人監督がオリジナル脚本を手掛けたサスペンス・エンターテインメント。美しい自然と神秘的な薪能が魅力的な霞門村を舞台に、ゴミ処理施設で働く片山優の人生が、幼なじみが東京から戻ったことをきっかけに変化していく姿が描かれる。キャストには黒木華、西田尚美、中村獅童、古田新太などが名を連ねる。
本作で藤井組初参加となった奥平は現在19歳。長澤まさみ主演の『MOTHER マザー』で映画デビューを飾り、数々の映画賞を受賞。その後も『マイスモールランド』や『あつい胸さわぎ』などの話題作への出演が続き、2023年には主演作となる『君は放課後インソムニア』(2023年6月公開)などが控える活躍ぶりを見せている。
奥平が本作で演じるのは、横浜ふんする主人公の優とともに、借金返済のためにごみ処理施設で働く後輩の筧龍太。初めてとなる金髪で全身タトゥー姿というビジュアルに挑戦し、明るく純粋で、人を信じやすい役どころ好演している。奥平は「金髪やタトゥーをいれているというのは初めての役でした。自分でもイメチェンになると思っていたし、やったことのない役柄、ビジュアルだったので嬉しかったです」と今回の挑戦を喜びを語っている。
藤井監督からは、龍太という役について“映画のテンポを崩す役”を担ってほしいと言われたという奥平。藤井組初参加となったが、「龍太は笑うシーンが多いんですけど、普通だったら笑わないよねってとこで笑うんです。そういう所で龍太の底にあるものがにじみ出ているんだろうなと思っていました。藤井監督と現場でお話しさせていただく中で『だからか』と素直に納得いった事がたくさんあり、今までにないような感覚でした」と撮影現場の様子を明かしている。
公開された場面カットでは、借金返済のため、無理やりごみ処理施設の不法投棄に手を染めながらも、どこか明るい一面を感じさせる龍太の姿が切り取られている。険しい表情をする優に明るく話しかけたり、笑顔で優と並び立つ陽キャとしての一面が存分に堪能できる。
奥平は本作が横浜と初共演。「改めてすごい先輩だなと感じました。すごくかっこいいし優しかったし、完璧すぎて、これはちょっと惚れちゃうと思いました」と同じ事務所に所属する先輩である横浜の佇まいや風格に圧倒されたとのこと。公開されたカットの1枚では、血だらけで呆然とする龍太の姿もあり、奥平の演技とともに物語の展開にも期待が高まる。