ADVERTISEMENT

映画『スラムダンク』を親子で体感できる喜び!赤ちゃんOK上映に潜入

出入り口前にはベビーカーがいっぱい!
出入り口前にはベビーカーがいっぱい!

 現在、大ヒット上映中の映画『THE FIRST SLAM DUNK』を赤ちゃんと一緒に鑑賞できる上映会「おやこシネマ」が4日にグランドシネマサンシャイン池袋で行われ、大勢の子育て中のママやパパが、小さな子どもや赤ちゃんと一緒に映画を鑑賞した。

【画像】映画『THE FIRST SLAM DUNK』応援上映の様子

 1990年から1996年にかけて週刊少年ジャンプで連載された人気バスケ漫画を、原作者・井上雄彦の監督・脚本で映像化した本作は、公開から114日間で観客動員数860万383名、興行収入124億5,792万8,510円を突破し、現在も大ヒット記録を更新している。

ADVERTISEMENT

 今回、グランドシネマサンシャイン池袋で行われた「おやこシネマ」は、「映画鑑賞中に泣いたらどうしよう?」「子どもが最後までおとなしく映画を観てくれるか心配」「子連れだと荷物が多くて大変」「暗い場所に連れていくと怖がるかも」などの理由により、映画館から遠ざかってしまったママやパパのために実施された。

 赤ちゃんや小さい子どもたちの鑑賞に配慮するため、照明は通常よりも明るく、音量は通常上映よりも音量を小さく設定されている。さらに、ゆったりしたスペースを確保するため、席は1席空けで販売されているほか、小さな子どものためのチャイルドシートも準備されている。参加するのは、子育て中のママ、パパが中心であり、子ども連れでない観客もその趣旨を説明した上で参加することになるため、もし赤ちゃんが泣いたり、おしゃべりしたりしとしても、周囲に気兼ねなく鑑賞できる。

 朝早くの上映にもかかわらず、100人近い観客が来場。普段、映画館になかなか行けないママやパパ。さらには、自分自身は一度、劇場で本作を鑑賞したものの、小さな子どもと一緒にもう一度観たかったというママやパパなどが多数来場。今回が人生初の映画館体験となる赤ちゃんもいた。

ADVERTISEMENT

 映画鑑賞中は、じっとできずに周囲を歩き回る子どもや、ぐずって泣き出してしまう赤ちゃんもいたが、劇場スペースには比較的余裕があったため、ママやパパが通路脇に赤ちゃんを連れていって優しくあやしたり、ジュースなどを飲ませてあげたりと、周囲に配慮しながらもリラックスした環境で映画を楽しんだ。中にはママやパパに抱っこされながらも、ジーッとスクリーンに見入っている子どもたちの姿もあった。

 本上映会に参加した男性は、「今回で『THE FIRST SLAM DUNK』を観たのは4回目なんですが、今回は子どもと一緒に鑑賞できる機会ということで参加しました」とコメント。本日映画館デビューとなった男の子も「楽しかった!」と満足げな様子だった。

 また赤ん坊を抱いた別の女性は「子どもが生まれてから映画館に行けるなんて思ってもみなかった。『スラムダンク』もファンでしたし、自分でもバスケをやっていたので映画を観たいと思っていた。そんなときにこの『おやこシネマ』を知って、ぜひ参加したいと思いました。ハードルは高かったですけど、来て良かった」とコメント。

 この日が映画館デビューとなった子どもたちはもちろんのこと、なかなか映画館に足を運ぶことができなくなっていたママやパパにとっても、楽しいひとときとなったようだ。(取材・文:壬生智裕)

映画『THE FIRST SLAM DUNK』は全国公開中

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT