「どうする家康」松本潤と岡田准一が“兄弟ゲンカ”!?家康と信長の神回
松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」（毎週日曜、総合・午後8時～ほか）の第14回（4/16放送）で描かれた、家康（松本）と織田信長（岡田准一）の共演シーンが神回だと話題になっている（※一部ネタバレを含みます）。
第14回「金ヶ崎でどうする！」では、信長（岡田）と共に金ヶ崎に陣を敷き、朝倉義景との戦に臨む家康（松本）が、味方であるはずの浅井長政（大貫勇輔）の動きを不審に思い、信長に進言するエピソードが描かれた。
信長をはじめ、柴田勝家（吉原光夫）、木下藤吉郎（ムロツヨシ）、明智光秀（酒向芳）らの織田軍は、“義の男” 長政が裏切るなどみじんも疑っていなかった。そんな中、家康はもしも長政が裏切れば義景と挟み撃ちにされるため、「一旦、退いてはどうか」と信長に意見する。思いもよらない発言に、笑って相手にしない織田の家臣たち。そんな様子にしびれを切らし、「お主を信じられん者もおる！」と信長に向って声を荒げる家康。「おまえもオレを信じぬのか！」と怒り狂う信長に、「おまえの心の内などわかるものか！」と言い返す家康。一触即発の展開となり、まるで“兄弟ゲンカ”のような様相を呈した。
これまで信長の顔色を窺って従順だった家康が、初めて信長に歯向かう姿に、SNS上では「内心ガクブルだったに違いないけど、自分の考えをちゃんとぶつけた家康殿、大変頼もしかった」「キャラ変貌の兆し。今回、間違いなく神回だと思います」「ビビってばかりだった家康がここまでモノを言うのは感動した」とその雄姿を称える声が多く寄せられた。
家康とのやり取りで涙目になる信長に対しては、「意外に愛情深いのに報われないタイプなのが切ない」「ずっと片思いだったけど今回明白にNOを突き付けられましたね…………」「そりゃお気に入りの舎弟に否定されたらショックだよね」など、孤独な状況に追い込まれていく信長の心情を思いやる声が上がった。（今井優）