「聖闘士星矢」原作者、ハリウッド実写版へコメント発表「熱い思いが届くと信じている」
人気漫画「聖闘士星矢」の原作者・車田正美が、新田真剣佑主演でハリウッド実写化した映画『聖闘士星矢 The Beginning』(4月28日全国公開)に対するコメントを発表した。
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新田ふんする主人公・星矢のはじまりの物語を描く本作。スラム街の地下格闘技で生計を立てていた星矢が、とある男との出会いをきっかけに、女神アテナの生まれ変わりである女性・シエナを守るという、自らの運命を知ることになる。
Netflixドラマ「ウィッチャー」の製作総指揮を務めたトメック・バギンスキーを監督に迎え、ショーン・ビーン、ファムケ・ヤンセン、マーク・ダカスコス、ニック・スタールらハリウッドの豪華俳優陣が脇を固める実写版。車田は「『星矢』を見て育った少年少女が、海の向こうでこんなに熱い映画を作ってくれた。この映画を観てくれたみんなにも、その熱い思いが届くと信じている!」と作品の出来に期待を寄せている。
あわせて、トレーニング中の新田やアクションの舞台裏を捉えた特別映像も公開。マーベル映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』でスタント・コーディネーターを担当したアンディ・チャンによる指導のもと、聖闘士の証である防具・聖衣(クロス)をまとった新田が、限界突破のアクションに挑戦している。
新田のすごさは過去作で確認済みだというチャンは、「私はこれまでにジャッキー・チェンやドウェイン・ジョンソンなど、多くのアクションスターと仕事をしてきましたが、真剣佑は最高峰に位置すると思います。彼は若いですが、すでに多くの経験を持っていますし、そもそも彼は父である世界のアクションスター・千葉真一さんのもとで育ったのです。才能も技術も規律もすべてが揃っている。絶対的に優れた俳優だと言えます」と評価。
本作のアクションについて、「どのキャラクターもそれぞれ特徴的な動きやスタイルを持っていました。この映画では、アニメの戦闘スタイルを実写で信じられるようにすること、そして映画を観た子供たちが各キャラクターの戦闘スタイルを思い出し、覚えてくれるようなユニークなものにすることを目標にしました。動きは伝統的な武術をベースに正しい形を選び、“小宇宙”パワーのコンセプトと融合させることに取り組みました」と語っている。(編集部・倉本拓弥)