宮沢氷魚、福山雅治×大泉洋「ラストマン」初回ゲスト出演 6年ぶりTBSドラマで初日曜劇場
俳優の宮沢氷魚が、4月23日に放送される、福山雅治主演のTBS日曜劇場「ラストマン－全盲の捜査官－」（毎週日曜よる9時～9時54分）の第1話にゲスト出演することが明らかになった。俳優デビューとなった金曜ドラマ「コウノドリ」（2017年10月期）以来、およそ6年ぶりのTBS制作ドラマで、初の日曜劇場出演を果たす。
本作は、どんな事件もかならず解決することから“ラストマン”と呼ばれる全盲のFBI特別捜査官・皆実広見（福山雅治）と、悪を憎み犯人検挙のためには手段をいとわない刑事・護道心太朗（大泉洋）が難事件に挑むバディドラマ。第1話のゲストには、筒井真理子、草川拓弥（超特急）、関町知弘（ライス）が決定している。
宮沢が本作で演じるのは、筒井演じる渋谷直子の息子・渋谷英輔（しぶや・えいすけ）。病気で働けなくなった母・直子と暮らしている英輔は、過去のある出来事をきっかけに鬱屈とした日々を送っている青年。マイノリティ（社会的少数者）であることにフラストレーションを抱えており、置かれた立場や状況は違えどマイノリティ同士である皆実と出会う、第1話のキーパーソン役に宮沢が挑む。
大泉との共演について、宮沢は「大泉さんは以前映画で共演したことがあり、NHKでも大河ドラマと朝ドラで同じ時期に撮影していたので、よく廊下でお会いしていました。前に共演させていただいたときからずっと変わらず面白くて、今回もゲストの僕に居心地の良さをくださいました」とコメント。
福山とは初共演となり「圧倒的なオーラと貫禄がありました。初日は少し緊張していたのですが、福山さんから話しかけてくださり、色々とお話しさせていただきました。常に気にかけてくださり、楽しく現場に居られました」と語っている。
「コウノドリ」と「ラストマン」の両作で演出を務める土井裕泰とも、およそ6年ぶりのタッグとなり「6年ぶりのTBSドラマの出演になりました。僕にとっては特別な場所で、何よりドラマデビュー作を監督した土井さんにまた声をかけていただけたことがとてもうれしいです」という宮沢は「初回ゲストに呼んでいただけたことが光栄です。たくさんの人に感動を与えられる作品になっています。楽しみにしていただけるとうれしいです」と視聴者に呼びかけている。
本作には福山と大泉をはじめ、捜査一課の刑事で心太朗の甥・護道泉役で永瀬廉（King ＆ Prince）、捜査分析センターの分析官・吾妻ゆうき役で今田美桜、捜査一課メンバー役で松尾諭、今井朋彦、奥智哉、そして彼らを束ねる警部補・佐久良円花役で吉田羊、心太朗の父・護道清二役で寺尾聰、心太朗の兄・護道京吾役で上川隆也、皆実が滞在先するホテルのバトラー・難波望海役で王林が出演。脚本は、映画『ONE PIECE FILM RED』（2022）や、日曜劇場で「グランメゾン東京」（2019）、「TOKYO MER～走る緊急救命室～」（2021）などを手掛けてきた黒岩勉が担当する。（編集部・入倉功一）
日曜劇場「ラストマン－全盲の捜査官－」は4月23日放送開始（毎週日曜よる9時～9時54分）※初回25分拡大