ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』後どうしてた?
世界的な大ヒットを記録した映画『ボヘミアン・ラプソディ』が、21日よる9時から金曜ロードショーで放送される。主演を務めたラミ・マレックは伝説のロックバンドクイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーを熱演し、第91回アカデミー賞主演男優賞を受賞した。本作でスターの仲間入りを果たしたラミは、その後どうしていたのか? 近況を紹介する。
オスカー像を手にし、注目の的となったラミ。受賞前から出演が噂されていた映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の悪役に大抜てきされ、“最も手強い敵”サフィンを怪演した。ダニエル・クレイグふんするボンドに気後れしないよう、十分準備をして撮影に挑んだラミだったが、「あまりのオーラに最初のセリフが出なかった」と公式が発表した日本独占のインタビューで語っている。
そのほかは、ゴリラのチーチーの声を担当したロバート・ダウニー・Jr主演の映画『ドクター・ドリトル』(2020)、日本では劇場未公開となったデンゼル・ワシントンと共演したスリラー映画『リトル・シングス』(2021)に出演。クリスチャン・ベイル主演映画『アムステルダム』では、主人公たちを取り巻く重要なキャラクターの一人にふんした。コロナ禍で映画産業自体に活気がなかったからか出演作は多くないが、ベテラン勢との共演が相次いだ。
そんな中、次回作として注目されているのが、クリストファー・ノーラン監督の最新作『オッペンハイマー(原題) / Oppenheimer』。カイ・バード&マーティン・J・シャーウィンのピューリッツァー賞を受賞した「オッペンハイマー『原爆の父』と呼ばれた男の栄光と悲劇」を原作に、原子爆弾を開発した理論物理学者のロバート・オッペンハイマーについて描いた物語だ。キリアン・マーフィーが主人公にふんし、ラミは開発チームの科学者の一人にふんする。2023年7月21日全米公開予定。さらに、スリラー映画『アマチュア(原題) / Amateur』で主演と製作総指揮を務めることも発表されている。
一方、プライベートでは『ボヘミアン・ラプソディ』の共演をきっかけに恋人となったルーシー・ボーイントンと順調な交際を続けている。ラミが主演男優賞を受賞したアカデミー賞授賞式にもカップルとして参加し、壇上でラミはルーシーに対して「君はこの映画のハートで、ものすごく才能にあふれていて、僕のハートをつかんだよ」と熱いメッセージを送っていた。その後も度々一緒の姿がパパラッチされている。現在ラミが41歳、ルーシーが29歳なので、以外にも12歳差という年の差カップルの二人、今後の進展やいかに。(今井優)