新番組「ウルトラマンブレーザー」7月8日スタート!「ドライブ」蕨野友也が変身
円谷プロダクションは21日、ウルトラマン新TVシリーズ「ウルトラマンブレーザー」を、7月8日(土)あさ9時よりテレビ東京系6局ネットにて放送すると発表した。主演は、特撮ドラマ「仮面ライダードライブ」のハート役で知られる蕨野友也(わらびの・ともや/35)が務める。あわせて、本編映像も含むトレーラーが同社の公式YouTubeで公開された。
【動画】本編映像もあり!新番組「ウルトラマンブレーザー」トレーラー
「ウルトラマンブレーザー」は、地球からはるか遠くの天体からやってきた、揺るがぬ正義感を持つ新ヒーローを描くSF作品。地球防衛隊が設立した特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD(スカード)」の隊長を務める主人公ヒルマ ゲントの「人の命を救うために力を欲する強い心」にウルトラマンが共鳴し、ゲントと一体化する。隊長、隊員、上官らが織りなすハートフルなヒューマンドラマを、ウルトラマンシリーズならではの最新特撮技術を通して活写する。
本作のテーマは「コミュニケーション」。人間とウルトラマン、人類と怪獣・宇宙人、戦場の戦士と会議室の司令官、親と子供、立場や思考の相違から生まれる対立を乗り越えて協調するために、気持ちを伝える「対話」がいかに大切であること、現実社会でも起こりうる様々な対立に登場人物たちが立ち向かう姿を、空想世界で明るいエンタメ作品として描き出す。
蕨野は1987年8月4日生まれ、宮崎県出身。2007年に人気テレビドラマで俳優デビュー後、2014年から2015年にかけて放送された「仮面ライダードライブ」で敵幹部・ハートを演じてブレイク。仮面ライダーハートとして、変身も経験している。家族好きを公言しており、故郷・宮崎での活動も積極的にこなし、県の“みやざき大使”や都城市の“みやこんじょ大使”も務めている。
メイン監督には、「ウルトラマンZ」以来となる田口清隆が就任。メイン脚本は「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」の小柳啓伍が担当する。「ウルトラマンZ」に軍事考証として参加した小柳は、田口メイン監督と共にシリーズ構成も兼任する。
本作は日本と同時期に、海外で各言語の吹き替え版も公開。英語吹き替え版のほか、アジアの主要国・地域(中国、香港、台湾、タイ、インドネシア、マレーシア)でも、現地語の吹き替え版放送を予定している。
蕨野、田口メイン監督、小柳のコメント全文は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
蕨野友也(ヒルマ ゲント/ウルトラマンブレーザー役)
ウルトラマン。今も世界中で愛され続けている存在。
子供の時は学校に被っていく赤白帽子を半分にして行き帰りの山の中でよくモノマネをしていました。あの頃は神秘的で圧倒的な強さだけが頭に残っていて、いつか自分も大切な誰かを守れる存在になりたいと感じていたのかもしれません。
あれから数十年。私自身も結婚をし、まるで巡り合わせかのようなタイミングでウルトラマンブレーザーが私の所へ来てくれました。大人になった今、あの思い出への恩返しをしたいと思います。
大切な人と出会い、守る強さ。
子供達には「いつか」、大人には「今出来る事」を感じて頂きたいです。
今までにないウルトラマン、きっとみんなの心に残る「ウルトラマンブレーザー」をどうぞご期待下さい。
田口清隆(メイン監督/シリーズ構成)
「ウルトラマンZ」以来の、メイン監督とシリーズ構成を担当しています。 世界観からストーリー、人物造形にいたるまで、現実味を強く意識した本格サイエンスフィクションをスタッフ・キャスト一丸となって目指しました。 ウルトラマンシリーズの監督をして10年、蓄積してきたモノをガンガン注ぎ込んでいます。 今までにない、だけど王道ど真ん中の新たなるウルトラマン。 まずはとにかく第1話を。観ればわかります。
小柳啓伍(メイン脚本/シリーズ構成)
数年前、田口監督からキングジョーSC(ストレイジカスタム)のイラストを見せてもらい、「これの各部に名前つけるとしたら何がいいと思う?」と聞かれたのが全ての始まりです。
中学生の頃、レンタルビデオ店から「ウルトラマンタロウ」のVHSを借りてきて観ていた時、親に「そんな歳になってもそんなもの観て」と言われ、一時視聴が遠のきました。あの頃の自分と親に言いたいです。
「将来ウルトラマンの仕事をするからもっと観ろ&観させろ!!」と。
当時観ていて感じたドキドキワクワクを、本作でも皆さんに感じて頂ければ幸いです。宜しくお願いいたします!