加藤浩次、相方・山本圭壱とのコンビ活動の秘訣「仕事以外では会わない」
お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が、25日に都内で行われた、自身が吹き替えを務める映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(5月3日日本公開)の大壮行会イベントに登壇し、相方・山本圭壱とのコンビ活動をする上で必要なことを明かした。この日は、同じく吹き替え声優の山寺宏一、遠藤憲一、秋元才加も出席したほか、主演のクリス・プラットとジェームズ・ガン監督からのメッセージ映像も上映された。
本作は、銀河のはみ出し者たちから成る異色のチーム“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”の冒険を描くシリーズ最終章。愛するガモーラ(ゾーイ・サルダナ)を亡くして失意に暮れるスター・ロード(クリス)らガーディアンズたちの前に、強大な敵ハイ・エボリューショナリーが出現する。
山寺&遠藤とお揃いのスーツで登場した加藤は、「嫌なんですよ、晩婚の新郎が3人集まったみたいな(笑)。なに張り切っちゃってんの? みたいな」と渋い顔を浮かべる。さらに、山寺の離婚やフリーになった青木源太アナウンサーをイジるなど、ぶっちゃけトークで会場を盛り上げる。
本作にちなんで、仲間との絆を深めるために重要なことを問われた加藤は「下着の共有」と芸人ノリでウソの回答をするが、そこから相方・山本に話が及ぶ。遠藤から「相方さんとは長いじゃないですか。新鮮に交流するためにはどういうことが必要?」と質問されると、加藤は「(付き合いは)30年以上になる」と振り返り、「仕事以外では会わない。その方が新鮮」と返答。また、山本が不祥事により芸能活動を休止していたことから、「10年くらいまったく会わない期間があったので、今すごい新鮮です」と笑顔を見せた。
遠藤は、自身が声を当てるキャラクター・グルートについて本音トークを展開。「『俺はグルート』『わたしはグルート』『僕はグルート』と頭が違うだけで『グルート』という言葉を言う役で、初っ端はあっという間に終わる仕事だと思って参加したから、9年も引っ張るとは思っていなかったのでびっくりしました」と吐露する。一方、「言葉は一つだけど、(グルートが)大きくなったり小さくなったりするから、感情をちゃんとのっけていかなきゃいけないので、そこはやりがいがあるところであり、難しいところ」と真面目に語る一幕も。しかし、奥さんからは「グルートの役に関しては(オリジナルの)ヴィン・ディーゼルさんのだけでよかったんじゃない?」と言われたそうで、「ムキになって言い返したけど、言い返している自分がむなしかった」と肩を落としていた。(錦怜那)