【ネタバレ】『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：VOLUME 3』あのキャラの再登場シーン、20分で撮影されていた
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの完結編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：VOLUME 3』（公開中）で、わずかに再登場したキャラクターの感動的なシーンは、わずか20分で撮影されていたことが明らかになった。（以下、映画のネタバレを含みます）
銀河のはみ出し者たちで結成された異色のヒーローチームが活躍する『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ。完結編では、アライグマ・ロケットの物語を掘り下げながら、銀河を完璧な世界に作り変えようと企む強敵ハイ・エボリューショナリーとの戦いが描かれる。
本作でカメオ登場を果たしたのが、マイケル・ルーカーふんする人気キャラクター・ヨンドゥだ。2作目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：リミックス』で命を落としたヨンドゥは、愛用していたヤカの矢を受け継いだ元側近・クラグリン（ショーン・ガン）の重要なシーンで姿を見せる。
5日に開幕した「大阪コミックコンベンション2023」（以下、大阪コミコン）の会場でインタビューに応じたマイケルは、「あのシーンは新たに撮影されたものです」と告白。「撮影は1日もかかりませんでした。ヨンドゥのメイクを施し、撮影現場に向かい、20分で撮り終えたと思います」と撮影を振り返り、「ヨンドゥの再登場にふさわしいタイミングだったと思います。あの矢がうまく起動することを、誰もが願っていたと思いますから（笑）」
自身も出演した『VOLUME 3』の見どころについて、特殊メイクの多さを挙げたマイケル。「傷跡やクリーチャーの顔まで、23,000近い特殊メイクが使用されています。映画を最高の状態に仕上げるため、美術部はかなり頑張ったと、知り合いのアーティストから聞ききました。どれも美しいデザインで、本作の魅力を倍増させていますよ」とアピールしていた。（取材・文：編集部・倉本拓弥）
「大阪コミコン2023」は5月7日までインテックス大阪で開催中