角界ぶっ壊す!“ヤンキー力士”描く「サンクチュアリ -聖域-」本日4日から配信
日本発のNetflixシリーズ「サンクチュアリ -聖域-」が、本日4日から配信がスタートとなる。本作のキャスト、あらすじ、見どころなどを紹介する。
【画像】 まるで本物の力士!「サンクチュアリ -聖域-」場面カット
本作は、神秘のベールに包まれている大相撲を舞台にした人間ドラマ。主人公は、カネのためだけで大相撲に一切興味ナシな新人力士・猿桜(えんおう)こと小瀬清。猿桜は、稽古もサボり気味で先輩には盾突きまくり、力士としてデビューするや否や「角界ぶっ壊す!」と宣言し、神聖な土俵の上でド派手な勝利のポーズを決めるなど、その破天荒すぎる姿はたちまち角界の批判の的となる。
猿桜を演じるのは、元プロ格闘家で、ドラマ「獣になれない私たち」「インフォーマ」、映画『宮本から君へ』、『HiGH&LOW』シリーズ、『ヴィレッジ』などで知られる一ノ瀬ワタル。オーディションで猿桜役を勝ち取り、2年半にわたる相撲稽古、体重増加と肉体改造、そして“猿桜”という役と自身をリンクさせる作業を行った。
縁あって猿桜を預かることになった猿将親方役をピエール瀧、親方を日々支える女将・花役を小雪、相撲に対する愛は強いが、力士としては体格に恵まれず葛藤する清水役を染谷将太、花形部署から相撲番に左遷された新聞記者・国嶋飛鳥役を忽那汐里、猿将と犬猿の仲の犬嶋親方役を松尾スズキ、名門・龍谷部屋の親方役を岸谷五朗、日本大相撲協会の理事長・熊田役を中尾彬、猿桜のタニマチとなるIT会社のCEO・村田役を金子大地が担う。
さらに、力士役で住洋樹、佳久創、義江和也、石川修平、澤田賢澄などが出演。なお、猿将部屋のセットが建てられた東宝スタジオには、力士役のキャストのためにジムが併設され、トレーニングや撮影後に体を休ませるための仮設プールが持ち込まれるなど、撮影現場は完全にアスリート仕様だったという。
神秘のベールに包まれている大相撲に、真正面から切り込んだ本作。力士役のキャストたちが、究極に鍛えあげた巨大な肉体と肉体がぶつかりあう稽古、そして取組(とりくみ)のシーンはリアルで強烈。それぞれの壁にぶち当たる猿桜、国嶋らの青春物語が熱く展開していく。
監督は『ガチ星』『ザ・ファブル』の江口カン、脚本は、劇団K助を主宰し、「半沢直樹」の脚本を手掛けた金沢知樹が担当。『ガチ星』以来の再タッグとなった。(編集部・梅山富美子)