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「マリオ」映画化で最も議論したキャラクター、プロデューサーが明かす

画像は『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』より
画像は『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』より - (C) 2023 Nintendo and Universal Studios

 映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(公開中)のプロデューサーを務めたクリス・メレダンドリ(米イルミネーションCEO)が来日時にインタビューに応じ、任天堂の人気ゲームを映画化する際に最も議論したキャラクターを明かした。(以下、本編の内容に一部触れています)

【画像】伝説として語り継がれている実写版『スーパーマリオ』

 任天堂が『ミニオンズ』シリーズのイルミネーションとタッグを組み、「スーパーマリオブラザーズ」の世界観を3DCGでアニメーション化した本作。主人公マリオや弟のルイージのみならず、ピーチ姫、クッパ、キノピオ、ドンキーコングなどの人気キャラクターが多数登場する。

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 クリスいわく、本作で最も議論されたキャラクターはヨッシーだったという。「ヨッシーが映画に全く出ていないとは言いませんが、映画におけるヨッシーの出番に関しては議論を重ねました。残念ながら、メインキャラクターとして含めることができませんでしたが、最終的にヨッシーへのリスペクトを込めた方法を見つけることができました」

 ゲームのキャラクターを巨大なスクリーンで描く楽しさは、デザイン面におけるニュアンスの違いや細部へのこだわりに反映されているとクリスは語る。「キャラクターが簡単に判別できるデザインにすることはもちろん、ブーツや帽子の細かな繊維など、普段気にしない部分もこだわります。そうすることで、観客は作品の世界観に入り込むことができますし、ゲームの登場人物が本当に生きている感覚が味わえます。映画化するという“魔法”は、そういったところにあるのです」(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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