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青木崇高、韓国映画『犯罪都市3』出演オファーに驚き「本物のマ・ドンソク兄貴がいて感動」

青木崇高
青木崇高

 マ・ドンソクが主演を務める韓国のクライムアクションシリーズ最新作『犯罪都市3』(原題の日本語訳)の製作報告会見が5月8日にソウル市内の映画館にて行われ、イ・サンヨン監督、マ・ドンソク、イ・ジュンヒョク青木崇高が出席した。

【画像】青木崇高、マ・ドンソクらと韓国で会見!可愛いポーズも

 累計観客動員数688万人と大ヒットした『犯罪都市』(2017)、コロナ禍でも累計観客動員数1,269万人を記録した第2弾『犯罪都市 THE ROUNDUP』(2022)と、韓国では多くの映画ファンから愛されているクライムアクションシリーズ。本作はその最新作で、前作から7年後が描かれる。

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 ソウル広域捜査隊に移動したマ・ソクド(マ・ドンソク)は、新たな同僚と共に殺人事件を捜査。新種麻薬事件が絡んでいることを突き止める。一方、麻薬事件の黒幕のチュ・ソンチョル(イ・ジュンヒョク)は勢力を拡大させるさなか、麻薬を流通させる日本の組織とリキ(青木崇高)までもが韓国にやってくる。

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製作報告会見の様子

 今回はチュ・ソンチョルとリキという二人の魅力的なヴィランが登場するが、マ・ドンソクは監督と話し合い、イ・ジュンヒョクと青木崇高に決めた。マ・ドンソクは「ユン・ゲサンもソン・ソックもヴィランとは程遠いイメージでしたが、見事に演じてくれました。今回は誰がいいかという話になって、僕がイ・ジュンヒョクさんがいいのではないかと思い、ダメ元で彼に電話したんです。そしたら出演を承諾してくれたのでよかったです」と振り返る。

 一方のイ・ジュンヒョクは、「江華島に遊びに行く車の中だったのですが、マ・ドンソクさんから電話がかかってきて『犯罪都市3に出演してほしい』と出演オファーを受けたんです。断る理由はありませんから承諾したのですが、条件として出されたのは20kgほど体重を増やしてほしいとのことで、江華島に着いてからはおいしいご飯をしっかり食べました」とオファー後に増量に励んだことを明かした。

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 もう一人のヴィランであるリキ役を演じた青木も「僕自身、この映画の大ファンだったので、出演オファーをいただいたときは驚きました。リキは極悪非道なヤクザでもあり、すぐに体力づくりのためにトレーニングを始めました」とすぐに役づくりに入ったという。

 青木にとって初めての韓国映画出演。撮影現場の印象を「監督やスタッフの皆さんが温かく迎えてくださったんです。何よりも目の前に本物のマ・ドンソク兄貴がいて感動したのですが、マ・ドンソク兄貴は『ムネ、なにかあったらいつでも言ってくれ』と話しかけてくださって優しかったですね。撮影現場は楽しかったのですが、撮影が始まるとヴィランのリキとして殺気を高めるのが大変でした」と語る。

 また、マ・ドンソクはアクションシーンに人一倍こだわりがあるようで、「撮影現場では指が折れたり、かすり傷などは日常茶飯事に起こります。どうすれば怪我をしないで済むか、毎日撮影が終わると考えていました。それでもこの映画が無事に完成したのはアクションチームのおかげです。映画を支える彼らの苦労を感じ取ってほしい」と映画づくりを支える裏方に感謝していた。

 2022年の韓国映画界は、『犯罪都市THE ROUNDUP』以外に累計観客動員数1,000万人を越えた作品はなく、2023年も『THE FIRST SLAM DUNK』『すずめの戸締まり』がヒットしているが、韓国映画の大ヒット作は生まれていない。マ・ドンソクは、『犯罪都市』シリーズには8つのエピソードがあると語っており、本作が韓国映画復活の起爆剤になるか注目を浴びている。(取材・撮影・文:土田真樹)

映画『犯罪都市3』は5月31日に韓国で劇場公開

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