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役所広司、森七菜とまさかの「同級生」!? 21歳役をアピール

森七菜と役所広司
森七菜と役所広司

 役所広司が13日、都内で行われた映画『銀河鉄道の父』の公開記念御礼舞台あいさつに登壇し、森七菜と同じ21歳の役柄を演じたことをうれしそうにアピールした。この日は、菅田将暉成島出監督も来場した。

【画像】役所広司、菅田将暉、森七菜が揃う!イベントの様子

 本作は、世界中から愛される宮沢賢治が「ダメ息子だった!」という大胆な視点を軸に、大量の宮沢賢治の資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の家族愛を描いた、第158回直木賞受賞の傑作小説「銀河鉄道の父」(門井慶喜著)の映画化したもの。

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 成島監督曰く「第一志望で全部埋まった夢のキャスト」により誕生した本作は反響が大きく、役所は「映画を観てなにか(を感じることにより)劇場に入っていく自分と出ていく自分が変わっていくのはつくった人間としては幸せ」としみじみ。菅田が「うちの家族が森七菜ファンになりました。『森さんが~』という感想しか聞いていないです」とジェラシーをのぞかせると、森は「しめしめです」とにんまりし、「うれしいですね。まさか菅田さんの家族がわたしのファンなんて」と感激した。

 各々の見どころを問われると、宮沢賢治の父・政次郎役の役所は「21歳から70代まで演じています。21歳の僕は必見です。お楽しみください。一生懸命メイクさんが若返る努力をしてくださって頑張りました」と笑顔でアピール。菅田から「今、森さんは?」と尋ねられ、森が「21歳です」と答えると、役所は「同級生」と笑い、「(21歳を演じる上での役づくりは)あまり考えなかったけど、支度中に化粧前で何となくシワが減っていく自分を楽しんでいました」と振り返った。

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森七菜、役所広司、菅田将暉、成島出監督

 賢治役の菅田は「劇中で映っている書き物はほとんど自分で書きました。めちゃくちゃ模写しました」とこだわったことを打ち明け、本作がDVDになったときには、自分が書いた文字と、宮沢記念館に所蔵してある賢治直筆の文字を見比べてほしいと呼びかけた。

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 妹・トシ役の森は、賢治の将来について政次郎と話すシーンで人差し指を立てる動きは自分で考えたことを明かし、「役所さんにレクチャーさせていただくときは、すごく緊張しました。どう思うんだろうと思いながらやっていました」と吐露。その動きを真似しなければいけなかった役所は「ちょっとおかしくない?」と最初は思ったそうだが、「菅田くんの前でやったら『面白いですね』と言ってくれたので、やっぱりよかったのかなと思いました。菅田くんの言うことは何でも聞く」とぶっちゃけ、「そんなことないでしょ」と菅田を照れさせていた。(錦怜那)

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