「大奥」S2、一橋治済役は仲間由紀恵！中村蒼、蓮佛美沙子が出演
NHKドラマ「大奥」のシーズン2（今秋放送）の「医療編」キャストが発表され、一橋治済役で仲間由紀恵、徳川家斉役で中村蒼、御台（茂姫）役で蓮佛美沙子が出演することが決定した。
男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いたよしながふみの漫画「大奥」を原作に、NHKでは「ドラマ10」にて今年1月期に、3代将軍家光から8代将軍吉宗までの物語をドラマ化。今秋、吉宗の遺志を継ぎ若き医師たちが赤面疱瘡の撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、幕末・大政奉還の物語が初めて映像化される。
我が子・家斉を将軍にしようと密かに画策する一橋治済役の仲間は、「『大奥』シーズン2の出演、大変嬉しく思います。よしながふみ先生の『大奥』。しかも、あの治済を演じさせていただきます。大奥ですので恐ろしくもありますが、どこかワクワクしている自分がおります。自由奔放な……治済を演じられるよう、気合いを入れて頑張ります」と意気込む。
幼いころに赤面疱瘡の人痘を接種し、家光以来の男の将軍として就任し、極秘裏に赤面疱瘡の研究を再開させていく徳川家斉役の中村は、「久しぶりの男性の将軍、徳川家斉。良い人だがどこか頼りなく母親の操り人形状態ですが、何か世の為になりたいという気持ちに突き動かされ純粋にまっすぐ赤面疱瘡に立ち向かい、これまで通り女性が実権を握る大奥でもがく家斉を演じられたらなと思います」と語っている。
薩摩藩・島津家から家斉に嫁ぐ御台（茂姫）役の蓮佛は、「物語から放たれる力強い命の躍動感に、あっという間に惹きつけられました。台本を開くたび、『こんなにやりがいのある役を任せていただけて幸せだなぁ』という喜びと、『でも……実際にこれを演じるのか……』という壮絶さに対する重圧が、波のように心を支配しています。シーズン1から高い志を持って作品に挑んでこられた心強いスタッフの皆様と一緒に、愛と覚悟を貫いた茂姫の生き様を、しっかりとカメラの前で表現できればと思います」とコメントを寄せている。
なお、これまでに青沼役を村雨辰剛、平賀源内役を鈴木杏、黒木役を玉置玲央、田沼意次役を松下奈緒、松平定信役を安達祐実、伊兵衛役を岡本圭人が担うことが発表されている。（編集部・梅山富美子）