苦しすぎる修羅場…奈緒＆永山瑛太、涙の熱演で圧倒
18日に放送された奈緒主演のフジテレビ・木曜劇場「あなたがしてくれなくても」（毎週木曜22時～）第6話では、“レス”状態を打破しようとする吉野みち（奈緒）＆陽一（永山瑛太）夫婦の修羅場が描かれ、陽一への批判が相次ぐとともに奈緒と永山の迫真の演技が視聴者をくぎづけにした（※ネタバレあり。第6話の詳細に触れています）。
30代～40代の女性を中心に反響を呼んだハルノ晴の累計部数830万部（電子＋紙）の同名コミックを原作に、吉野みち＆陽一と、新名楓（田中みな実）＆誠（岩田剛典）、2組の30代“レス”夫婦のすれ違いを描く本作。6話では、みちが職場の上司・誠への思いを断ち切り、夫と向き合うことを決意。「わたしの心を陽ちゃんでいっぱいにしたい」と旅行に誘うも、当日に陽一が爆弾発言をしたことで修羅場と化すこととなった。
～以下、ネタバレ含みます～
前話ではこれまでみちにしてきた仕打ちを反省して“あのこと”にも努力しようとする陽一だが、妻に女を感じない陽一には相当プレッシャーになっているようで、ふとしたときに「はぁ……夜が来る」と憂鬱な顔。みちが旅行に誘った時から、SNS上では「陽一が全然うれしそうじゃない」と雲行きが怪しいとみる声でざわついていたが、案の定、旅行当日に陽一が「俺、旅行に行ってもできないかも」と言い出し、不穏なムードに。そんなつもりはなく、単純に旅行に行きたいだけで気楽に構えてほしいと落ち着かせようとするみちだが、陽一は「プレッシャーが半端ない」と頑な態度で押し問答になり、それなら病院に行って“はっきり”させた方がいいと言うみちに「怖いに決まってる！ みち“だけ”できないなんて」と感情をあらわに。
ついに「一度だけみちを裏切った」と浮気を告白した陽一に、SNS上では「今打ち明けるか？」「言っちゃった…」「言わなくていいのに」「最低」「信じられん」「つ、つらい…」と批判の声が続々。と同時に、張り詰めていた糸が切れたかのように涙を浮かべてぶつかり合う奈緒と永山に「迫真の演技」「2人とも凄い演技」と驚き、絶賛の声が相次いだ。
前の場面では、陽一の浮気相手の結衣花（さとうほなみ）の歓迎会にみちが飛び入り参加した“地獄の焼肉”が描かれ、陽一の働くカフェのオーナー（宇野祥平）が“夫婦はお互いに腹に抱えているものだから愛する人に本当のことを言われるより騙されている方が幸せとよく聞くけど、どう思う”と気まずい話題を提供。その際、みちは「本当のことを言ってほしい」と答えていたが、夫の浮気は受け止められなかったようだ。
今週も気まずい展開がてんこ盛りの回だったが、次週はさらなる修羅場の予感。予告には楓の「誠、浮気してるでしょ？」のワードと、楓が能面のような顔でみちをランチに誘う場面があり、「楓さん怖い！」「反撃か」「来週は地獄のランチかよ！」と視聴者を震え上がらせていた。（編集部・石井百合子）