古田新太、久々共演の岡田准一に「いきなりハグするか?」
松本潤主演の大河ドラマ「どうする家康」(NHK総合夜8時~ほか)で将軍・足利義昭を演じた古田新太が、久々の共演となった岡田准一をはじめ織田勢のキャストとの印象的なエピソードについてコメントを寄せた(※ネタバレあり。第19回の詳細に触れています)。
古田が演じたのは、徳川家康(松本)が初めて京に上った時に謁見した室町幕府15代将軍。将来、自分が将軍になるとは微塵も思っていない三河の田舎大名・家康にとって、遥か雲の上の人、異次元の存在だった。第13回「家康、都へゆく」で家康が義昭と謁見するも、あまりの醜態にガッカリ。挙げ句の果てに、家康が妻子のために苦労して手に入れた金平糖を取り上げてしまった。
~以下、ネタバレ含みます~
21日放送の第19回「お手付きしてどうする!」では、信長が武田に寝返った義昭を京から追放。最後は織田軍に討ち取られることになったが、古田は義昭の生きざま、最期を「もう終わりかという感じでした。義昭にはずっとわがままでいて欲しいです。最期も悪態をついていて欲しい。信長にあれほどの兵力を使わせたのだから大したものです」と振り返る。
信長を演じる岡田とは、宮藤官九郎脚本のドラマ・映画「木更津キャッツアイ」シリーズや是枝裕和監督の時代劇映画『花よりもなほ』などで共演。岡田をはじめ、ラストシーンで義昭を討ち取る秀吉役・ムロツヨシ、光秀役・酒向芳の印象を「OJ(岡田准一さん)も久しぶりだったので楽しかった。本人もはしゃいでいました。ムロはどうでもいいです(笑)。酒向さんはずっと黙っていたので、不気味な明智の様でした。OJ、久しぶりだったけど、スタジオで会うなりいきなりハグするか?」とユーモアたっぷりに語った。
古田にとって大河出演は「元禄繚乱」(1999※山村屋金兵衛役)、「新選組!」(2004※有馬藤太役)に続いて3作目。(編集部・石井百合子)