マイケル・J・フォックス『ゴースト』出演を断り後悔「バカだった」
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズなどで知られるマイケル・J・フォックスが、ウーピー・ゴールドバーグが共同MCを務めるABC局のトーク番組「The View」に出演、ウーピーと共演する機会を断った事を後悔していると明かした。
番組中、ウーピーから「これまでに断って後悔した役は?」と尋ねられたマイケルは、「あなたと仕事をするチャンスを断ったことだよ」と返答。かつてウーピーにアカデミー賞助演女優をもたらした『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990)のオファーを断った事を明かすと、ウーピーも驚きの表情を浮かべた。
「初期段階で相談をされたんだ。僕は絶対にうまくいかないと言った。ウーピーは素晴らしいけど、うまくいかないだろうってね」と語ったマイケル。そのうえで「映画は素晴らしかった。僕は大バカ野郎だよ」と続け、スタジオの笑いを誘っていた。
番組でマイケルは、1998年に闘病を公表したパーキンソン病研究への取り組みや、彼の人生を『不都合な真実』(2006)などのデイヴィス・グッゲンハイム監督が追ったApple TV+のドキュメンタリー『STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー』について語った。
パトリック・スウェイジさんとデミ・ムーアが共演した『ゴースト』は、強盗に殺された男性が幽霊となり、恋人を見守る姿を描いたラブストーリー。第63回アカデミー賞で作品賞を含む5部門でノミネートされ脚本賞を受賞したほか、インチキ霊媒師を演じたウーピーが助演女優を受賞。主題歌「アンチェインド・メロディ」もリバイバルヒットとなった。(編集部・入倉功一)