トライセラ和田唱、上野樹里主演「のだめカンタービレ」ミュージカル音楽を担当 メインキャスト・クリエイター陣発表
22日、上野樹里を主演に迎え、10月から上演されるミュージカル「のだめカンタービレ」のメインキャストとクリエイター陣が発表され、夫でロックバンドTRICERATOPSの和田唱が、音楽を担当することが明らかになった。
本作は、映画やドラマ、アニメ化され人気を博した二ノ宮知子の人気コミック初のミュージカル作品。落ちこぼれながら天才的なピアノの才能を持つ音大生“のだめ”こと野田恵役をテレビドラマ版や劇場版に続いて上野樹里が、千秋真一役を三浦宏規が務める。
さらにメインキャストとして、のだめと千秋の親友となるヴァイオリン専攻の峰龍太郎役を有澤樟太郎、千秋の音大でのオーケストラ作りへ協力する実力派ヴァイオリニスト・三木清良役を元宝塚歌劇団の仙名彩世、千秋を慕う打楽器奏者・奥山真澄役を内藤大希、のだめを指導するピアノ科の熱血教授・ハリセンこと江藤耕造役を『のだめカンタービレ 最終楽章』でテオを演じたなだぎ武が務める。
音楽担当として、初めてミュージカルへ楽曲を提供する和田唱は「『いつかミュージカルの劇中歌を作曲してみたい…』思えばずっと前からそんな夢を抱いていました。そしてそれを叶える機会が思わぬところから飛び出してきました。この巡り合わせに感謝しつつ、僕のミュージカルというエンターテイメントへの愛情をありったけ注いで作曲したいと思います」とコメントを寄せている。
演出は舞台「キューティ・ブロンド」「四月は君の嘘」などを手掛ける上田一豪が担当。クラシック音楽監修は指揮者・茂木大輔が務める。メインキャストのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
ミュージカル「のだめカンタービレ」は10月3日~10月29日までシアタークリエ、11月3日~11月4日までサントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)にて上演
キャストコメント
有澤樟太郎
峰龍太郎役を演じます有澤樟太郎です。峰くんにはどこか自分と近いものを感じてしまうところがいくつかあり、運命の役をいただいたと思って楽しく演じたいと思います!劇場でお会いできるのを楽しみにしております。
仙名彩世
学生時代、ピアノの先生から「のだめちゃんっていう子が主人公の素敵な漫画があってね」とおすすめされ、それからドラマや映画にもハマりました!魅力的で愛すべき登場人物たちが躍動する舞台、お楽しみに!!
内藤大希
真澄ちゃんこと、奥山真澄を演じます内藤大希です。「のだめカンタービレ」は高校生の時に出会い、クラシック音楽がわからないながらに漫画から音楽が聞こえてくるようで、夢中になって一気読みしました。そのなかでも真澄ちゃんはとても印象に残っていて、演じる事ができてとても嬉しいです。「のだめ」の恋敵として、かわいく、楽しみながら演じたいと思います。
なだぎ武
今回の情報を目にした時『のだめがミュージカル!?』と驚きました。『しかものだめ役樹里ちゃんがそのままやるんや!? おもしろい!』と、何だったら観劇する気満々でもありました。そんな中オファーのお話が。のだめに関わらせて頂くのは映画の『最終楽章』以来。またのだめの世界に帰ってこれて感無量です。舞台ではどんなのだめワールドになるのか、今から楽しみです。