最高すぎた!ワイスピ最新作の悪役ジェイソン・モモアが大好評
映画『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(公開中)で、シリーズ最狂のヴィラン、ダンテを演じているジェイソン・モモアが「最高すぎた!」「可愛かった」と大好評だ。
大人気カーアクション映画シリーズ10作目となる最新作。ヴィン・ディーゼルふんする主人公ドミニクをはじめとする“ファミリー”が再集結し、シリーズに欠かせないもう一人の主人公ブライアン役の故ポール・ウォーカーさんの娘メドウ・ウォーカーもカメオ出演。『トランスポーター』シリーズのルイ・ルテリエ監督がメガホンを取った。
シリーズ最終章の幕開けとなる本作で、映画『アクアマン』などのジェイソン・モモアが演じるのは、ドミニクに激しい復讐心を持つダンテ。『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)でドミニクたちが倒したブラジルの麻薬王レイエス(ヨアキム・デ・アルメイダ)の息子で、ドミニクから全てを奪うために次々と愛するファミリーに襲いかかる。
一筋縄では行かないダンテは、悪役のカリスマであるジョーカーを彷彿させるような、狂気をはらんだキャラクター。見た目も独特で、モモアは「このキャラクターに斬新で面白い要素を取り入れることにワクワクした」「彼の中の陽気な面とサイコパスな面の配分を探り出すのが面白かった」と振り返っており、「パステルカラーのサファイアのネックレスからヒントを得て、ダンテの穏やかな面をつくった」とも明かしている。また、ルテリエ監督によると、モモアは全てのスタントシーンを自らやり遂げたという。
そんなモモアの熱意がこもった強敵ダンテ。観客からは「怖すぎた」「最高だった」「猟奇ギャルだった」「可愛かった」「実に不快なヴィランで良かった」とネットで好評を博している。思いがけないサプライズで期待に拍車がかかったシリーズ完結に向けて、ダンテがどんな攻撃を仕掛けてくるのか、早くも楽しみだ。(編集部・小松芙未)