北川景子、湊かなえの衝撃作「落日」ドラマ化で主演!共演は吉岡里帆
WOWOWにて9月から放送される連続ドラマW 湊かなえ「落日」(全4話・第1話無料放送)の主演を北川景子が務め、吉岡里帆と初共演することが発表された。北川がWOWOWのドラマに主演するのは「連続ドラマW ヒポクラテスの誓い」以来、約7年ぶりとなる。
「落日」は、人気作家・湊かなえが2019年に作家生活10周年の節目の作品として書き下ろしたミステリー長編。新進気鋭の映画監督・長谷部香は、新人脚本家・甲斐真尋に映画の脚本の相談を持ち掛ける。その元となるのは、15年前、引きこもりの男性が高校生の妹を自宅で刺殺後、放火して両親も死に至らしめた“笹塚町一家殺害事件”。判決が確定しているこの事件を、香はなぜ撮りたいのか。生まれ故郷で起きたこの事件に真尋はどう向き合うのか。事件を調べていくうちに、衝撃の真実にたどりつく。北川が主人公・香を、吉岡が脚本家の真尋を演じ、『ミッドナイトスワン』の内田英治が監督を務める。
主演の北川は「心に悲しみや傷を抱えたまま蓋をして生きていた登場人物たちが、それぞれの救いを見つけ前に進んでいく姿に私は勇気をもらいました。日常生活を送る中で、時として私たちは普通を装い、悲しみやトラウマ、知られたくない感情が表層に浮かび上がらないよう取り繕って生きていますが、実はそれぞれに何かを抱えていて、皆救いを求めているのだと思います。この落日という作品が、皆様にとって一瞬でも、何かの救いや励ましになったら幸いです」とコメント。
また、吉岡は「真尋は脚本家としての自分に自信が無く、ひねくれていてうだつが上がらない臆病な人間です。過去のトラウマから後ろ向きな性格になってしまった姿を、苦しみながらも何とか前に進んでいく主人公の香さんと対比になるよう気をつけながら演じました。繊細で痛みのある切ない物語であると共に、優しいメッセージの詰まった希望を描いた作品でもあります。最後のエンディングがとても素敵なので、ぜひ4話続けて見て頂きたいです」と作品をアピールした。(高橋理久)
連続ドラマW 湊かなえ「落日」(全4話)はWOWOWにて9月放送・配信スタート(第1話無料放送/無料トライアル実施中)