中島健人『トランスフォーマー』で初の海外プレミア　仲里依紗とレッドカーペット闊歩、主演俳優に英語質問

　中島健人（Sexy Zone）と仲里依紗が現地時間5日、日本語吹き替え声優を務める映画『トランスフォーマー／ビースト覚醒』（8月4日全国公開）のニューヨークプレミアに出席。クールなタキシード姿の中島と、カラフルなドレスを身にまとった仲は、会場となるキングスシアター周辺に敷かれたレッドカーペットを闊歩し、主演のアンソニー・ラモスや、プロデューサーのマイケル・ベイらと対面した。

【画像】中島健人、タキシード姿で色気ダダ漏れ…！NYプレミアの様子

　『トランスフォーマー』新シリーズの幕開けを飾る本作の主な舞台は、司令官オプティマスプライムたちが地球に来て間もない1994年のニューヨーク。プライム率いるオートボットは、地球に身を潜めていたビースト戦士と共に、あらゆる星を丸呑みにする最大の敵・ユニクロンの脅威に立ち向かう。中島はトランスフォーマーと心を通わせる主人公・ノア（アンソニー）、仲はノアと共に戦いに巻き込まれる考古学埋蔵品の研究者・エレーナ（ドミニク・フィッシュバック）に声を当てる。

　最初にレッドカーペットに登場した中島と仲は、世界中から集まった報道陣のフラッシュの嵐にも笑顔で対応。「僕自身、初の海外プレミアなのですごく興奮しています。今までレッドカーペットに話を聞く側で参加することはあったんですが、今回のように話を聞かれる側で参加したというのは人生で初めての経験なので、トランスフォーマーファンとして、ビーストウォーズファンとして、映画ファンとしても自分にとってすごく幸せな時間を過ごせたなと思っています」と中島は語ると、仲も「同じくレッドカーペットを歩くのが初めてなので緊張していますし、トランスフォーマーがすごく大好きなので、今回の衣装はトランスフォーマーを意識してきました！　自分もトランスフォームするぞっていうタイトルで、実はスカートに見えてパンツなんです」と興奮気味に続けた。

　日本のファンへ向けて、中島は「ビーストウォーズ、トランスフォーマーの昔からの大ファンだったので、ファンとしてこの作品に携わることができて嬉しいですし、この作品で僕自身トランスフォームできる気がしているので、全力でこの作品の良さを日本中に、そして世界中に自分の 想いを含めて精一杯伝えていきたいと思います！」と意気込み。仲は「私もトランスフォーマーが大好きで自分の車をバンブルビーにするくらい好きだったので、今回声の出演をすることができて本当に嬉しいです。日本のファンの人を代表してここに来れていることを誇りに思いますし、今作のトランスフォーマーはもっともっと面白くなっていて、今作が初めてという人にも観やすい作品でもあるので、是非劇場に観に来てください！」と呼びかけた。

　レッドカーペットに登場した主演のアンソニーは、仲のドレスと中島のアクセサリーを見て「最高だね！」と絶賛する。中島が流暢な英語で、アンソニーに映画公開の心境を質問すると、「僕はこのあたりの出身で地元なので、今日ここに来れてとても興奮しています。このキングスシアターはニューヨークの中でも伝説的な劇場で、50年以上も閉館していたのですが、数年前に再オープンしたんです。 この劇場でトランスフォーマーのプレミアを上映できるなんて最高の気分です」と笑顔。「日本のみなさん、大好きです！　いつもトランスフォーマーシリーズを支えてくれてありがとう。みなさんが今作も気に入ってもらえますように。トランスフォーマーシリーズ史上一番のお気に入りになってくれたらと思ってます！」とアピールし、三人で記念撮影を行った。

　シリーズ第5弾『トランスフォーマー／最後の騎士王』まで監督を務めたマイケル・ベイは、中島の呼びかけを受けてインタビューに応じると「かなり長いシリーズですが、この最新作はスティーヴン・ケイプル・Jr.に監督を担当してもらいました。そしてたくさんの人の力によってこの作品が出来上がっています」とコメント。「昨日まさに日本の話をしてたんだよ。東京には12回行ったことがあるんだけど、また行きたいなって思っているよ！」と再来日に期待を寄せた。

　また、同じくプロデューサーのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラは「すごくワクワクしますね！　ブルックリンのエネルギーが感じられます！　映画の中の音楽は1994年のニューヨークっていう感じがとてもするんですよね。なので、今日ここでレッドカーペットができて嬉しいです」と大興奮。仲から、今後の日本での撮影予定について問われると「やりたいですね！　数年前に日本で撮影したんです。素晴らしい体験でした」と『G.I.ジョー：漆黒のスネークアイズ』（2021）を振り返る。中島が「僕もこの場にいれてとても光栄です。ぜひ、ボナベンチュラプロデューサーと一緒に仕事させていただきたいです！」とアピールすると、ボナヴェンチュラも「そうなったらいいですね。近いうちにぜひご一緒できるといいですね！」と中島の肩に手を置き笑顔を見せた。

　プレミアにはこのほか、監督のスティーブン・ケイプル・ Jr.をはじめ、オプティマスプライム役でおなじみのピーター・カレン、ビースト戦士を束ねるリーダー・オプティマスプライマル役のロン・パールマンらが出席した。（編集部・倉本拓弥）