50キロ増量!「サンクチュアリ -聖域-」力士の役づくりがハンパない
話題のNetflixシリーズ「サンクチュアリ -聖域-」(全8話)で、力士・猿空を演じた俳優の石川修平。役のため、50キロ増量と驚異の肉体改造を行った。
【画像いっぱい】すごすぎ!「サンクチュアリ-聖域-」力士役のキャストたち
本作は、カネのためだけで大相撲に一切興味ナシな力士・猿桜(一ノ瀬ワタル)が、徐々に大相撲にのめり込んでいくさまを描く。猿空(石川)は、猿桜が入門する猿将部屋の力士で、寡黙で真面目な力士・猿谷(澤田賢澄)を兄と慕う。
本作の制作チームは、劇中でキャストたちを本物の力士に見せるためには120キロ以上の体重が必要と考え、ハリウッドで肉体改造を専門的に扱う Enix Lifestyle 社に相談。1年かけて40キロまでなら健康に配慮して体重を増やすことが可能だということで、キャスティングの条件が「1年間をこの作品の準備に費やすことができる、体重80kg以上の男性」となった。
石川は、本作のオーディションの時点では、180cm、82キロだったが役のため増量。準備の1年、そして撮影中も増量し続け、トータル1年半で50キロ増の最大132キロになったという。
ちなみに、一次オーディションで残った人たちは全員、専門医や栄養士の指導のもとで体重を増やし、相撲の稽古に参加。体重増加と肉体づくりが必須のため、隔週で血液検査もあった。さらに、クランクアップの後は、力士役のキャストのための「減量プログラム」で、猿空を好演した石川も約1年間減量。現在は体重88キロであり、44キロ減量した。
石川は、1992年10月生まれの現在30歳。劇団俳優座演技研究所28期生で、GATS国際演劇フェスティバルにて最優秀俳優賞を受賞。舞台を中心に活躍し、映画『サイレント・トーキョー』に出演。8日放送のドラマ「ケイジとケンジ時々ハンジ」最終話に出演する。
なお、石川と「3時のヒロイン」かなでは、大学の演劇専攻の同期である。(編集部・梅山富美子)