『リトル・マーメイド』がマリオ破り初登場首位!侍ジャパンのドキュメンタリーが好調
映画週末興行成績
6月9日から11日までの週末映画動員ランキングが興行通信社より発表され、ディズニー映画『リトル・マーメイド』が『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を破り、初登場首位を獲得した。ほか新作では、子供のために開発されたAI人形が暴走するスリラー『M3GAN/ミーガン』が7位にランクインした。
『リトル・マーメイド』は、初日から3日間で観客動員46万1,000人、興行収入7億1,200万円を記録。1989年のディズニー・アニメ『リトル・マーメイド』を実写化したミュージカル。美しい声と引き換えに3日間だけ人間の姿になる人魚アリエルの恋の行方を追う。アリエルを演じたのはミュージシャンや女優として活動するハリー・ベイリー。魔女のアースラにメリッサ・マッカーシー、アリエルの父で王のトリトンにハビエル・バルデム。監督は『シカゴ』『メリー・ポピンズ リターンズ』などのロブ・マーシャル。音楽はアニメ版も手掛けたアラン・メンケンと『モアナと伝説の海』の楽曲を手掛けたリン=マニュエル・ミランダが担当している。日本語吹替版では豊原江理佳、海宝直人、浦嶋りんこらが参加。
2位は、前週1位だった『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。週末3日間で動員29万7,000人、興収4億3,200万円をあげ、累計成績は動員810万2,000人、興収115億8,600万円を超えている。3位は前週と変わらず『怪物』が続き、週末3日間で動員19万人、興収2億6,900万円。累計では動員62万6,000人、興収8億5,800万円を突破。4位の『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』は累計で動員206万人、興収31億3,800万円を、6位の『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』は累計で動員904万人、興収128億円を突破した。
『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』は、前週より1ランクアップして5位に。当初は3週間限定上映の予定だったが、好調を受け6月29日まで1週間の上映期間延長が決定。さらに、6月16日からは全国83館での追加上映も発表された。
今週は、『呪怨』や『犬鳴村』などの清水崇監督が西畑大吾を主演に迎えたホラー『忌怪島/きかいじま』、地上最速の能力を持つDCヒーロー、フラッシュをエズラ・ミラーが演じるアクション『ザ・フラッシュ』、別次元のスパイダーマンたちが集結した世界を舞台にしたアニメの続編『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』、田畠裕基による漫画が原作の長編アニメ『ブラッククローバー 魔法帝の剣』、特撮シリーズ『忍風戦隊ハリケンジャー』の20周年を記念して制作された『忍風戦隊ハリケンジャーでござる! シュシュッと20th Anniversary』などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2023年6月9日~6月11日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(初)『リトル・マーメイド』:1週目
2(1)『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』:7週目
3(3)『怪物』:2週目
4(2)『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』:4週目
5(6)『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』:2週目
6(4)『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』:9週目
7(初)『M3GAN/ミーガン』:1週目
8(5)『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』:3週目
9(8)『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』:4週目
10(7)『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』:7週目