「どうする家康」石田三成は中村七之助!新キャスト7名発表
松本潤主演の大河ドラマ「どうする家康」(NHK総合夜8時~ほか)から新キャスト7名が発表され、中村七之助が石田三成を演じることが明らかになった。中村のほか深水元基、高畑淳子、山田真歩、淵上泰史、和久井映見、佐藤隆太の出演が決定。山田と淵上は大河ドラマ初出演となる。
戦国乱世に終止符を打ち、江戸幕府初代征夷大将軍となった徳川家康(松本潤)を、『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの脚本家・古沢良太が等身大に描く本作。今回発表されたのは、秀吉(ムロツヨシ)の家族・腹心たちを演じる面々。
中村演じる石田三成は「家康が、最も戦いたくなかった男」のキャッチコピーで、巨大な豊臣政権の実務を一手に担う、才気あふれる、最高の頭脳の持ち主。家康もその才能に惚れこむが、秀吉亡き後、太閤への忠義を重んじる三成は家康と対立、激しい駆け引きの末、関ケ原での大一番に臨むことになる。
中村にとって、大河ドラマへの出演は「武田信玄(1988・武田義信(幼少期・太郎)) 、元禄繚乱(1999・大石主税)、「いだてん~東京オリムピック噺~(2019・三遊亭圓生)以来。古沢作品への出演は初となる。中村は出演にあたって「石田三成という歴史上でも大変有名な武将を演じるということに嬉しくもあり、プレッシャーも感じていますが、石田三成は関ヶ原での天下分け目の戦いで敗れた武将なので皆様の中では悪者? というイメージがもしかしたら強いのかもしれませんけれども、彼は才気あふれる最高の頭脳の持ち主であり、朝鮮出兵や様々な駆け引きを全て石田三成がやったといっても過言ではないほどで、秀吉の為に尽力し、忠義を重んじている人物だと思います。『どうする家康』出演にあたって、やはり友達である松本潤が大河ドラマ初出演で初主演という事で友達としても嬉しいですし、少しでも彼の力になり良いドラマになるように石田三成を一生懸命演じていくつもりです」とコメントを寄せている。
深水は小姓から秀吉に仕えた猛将で、石田三成と対立していく福島正則に。高畑は秀吉の母で「大政所」と呼ばれる仲に。山田は兄・秀吉の思惑で夫と離縁させられ、人質として家康のもとへ嫁ぐ旭に。淵上は幼いころから秀吉に仕えてきた豊臣家の名将・加藤清正に。和久井は秀吉が深い愛と信頼を寄せる妻・寧々に。佐藤は秀吉の弟で、秀吉が心を許す数少ない理解者・豊臣(羽柴)秀長にふんする。
中村のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)
中村七之助(石田三成役)コメント
■「どうする家康」出演にあたって
石田三成という歴史上でも大変有名な武将を演じるということに嬉しくもあり、プレッシャーも感じていますが、石田三成は関ヶ原での天下分け目の戦いで敗れた武将なので皆様の中では悪者?というイメージがもしかしたら強いのかもしれませんけれども、彼は才気あふれる最高の頭脳の持ち主であり、朝鮮出兵や様々な駆け引きを全て石田三成がやったといっても過言ではないほどで、秀吉の為に尽力し、忠義を重んじている人物だと思います。「どうする家康」出演にあたって、やはり友達である松本潤が大河ドラマ初出演で初主演という事で友達としても嬉しいですし、少しでも彼の力になり良いドラマになるように石田三成を一生懸命演じていくつもりです。
■古沢良太さん作品の印象
出演は初めてです。古沢さんの作品では「キサラギ」の脚本が秀逸でした。素晴らしい作品で観ていて痛快でしたし、本当に素晴らしい作品だなと思いました。
■ここまでの「どうする家康」をご覧になって
今までにない家康像という形で新しい大河ドラマだなというイメージは強いので、多くの方々に観てほしいなと思っております。
■ご共演が楽しみな方
ムロさんとはよくプライベートでお会いすることも多いんですが、潤と共に初めての共演なので楽しみです。
■松本潤さんへ一言
歴史は変えられないですけれど、家康様、お手柔らかにお願い致します。