「あなして」岩田剛典VS.永山瑛太のバトルはどっちもどっち?
夫婦の“レス”をテーマにしたフジテレビ・木曜劇場「あなたがしてくれなくても」(毎週木曜22時~※10話は22時15分~)第10話では、奈緒演じる主人公・みちの夫・陽一(永山瑛太)と浮気相手の誠(岩田剛典)がついに対峙する時を迎え、2人きりの喫茶店で繰り広げられたバトルが注目を浴びた(※一部ネタバレあり)。
~以下ネタバレを含みます~
30代~40代の女性を中心に反響を呼んだハルノ晴の累計部数830万部(電子+紙)の同名コミックを原作に、吉野みち(奈緒)&陽一(永山瑛太)と、新名楓(田中みな実)&誠(岩田剛典)、2組の30代“レス”夫婦のすれ違いを描く本作。前話でみちから離婚を切り出されるも受け入れられない陽一。一方、誠は入院していた母親(大塚寧々)が急死し、みちが葬儀に参列したことを陽一が不審に思い、みちの後輩・華(武田玲奈)を介して誠と顔を合わせることとなった。
第7話ではみちと楓が火花を散らしていたが、今度は誠と陽一のターンに。喫茶店に現れた誠は開口一番「申し訳ありません」と陽一に謝罪。対して陽一は淡々と「ホットでいいですか?」とコーヒーを淹れるも「みちとどういう関係なんですか?」「付き合っているんですか?」と問い詰め、誠は言葉を選びながらもみちへの気持ちを告白。すると陽一は「みちは俺の妻です。結婚してるんですよ、俺と。別れませんから」ときっぱり。「彼女の気持ちは考えないんですか?」(誠)、「みちがあなたを選ぶって言いたいんですか?」(陽一)、「それはわかりません。でも、僕は彼女の気持ちを大切にしたいと思っています」(誠)、「彼女の気持ちって、あなたにみちの気持ちなんかわかるわけないでしょ」(陽一)、「じゃあ、あなたにはわかるんですか」(誠)とヒートアップ。
最後は「みちさんは今、自分の足で必死に立とうと頑張っているんです。邪魔をしないであげてください」という誠に、陽一が悔し紛れに「あなたも邪魔しないであげてくださいね」と言い返す場面で終わった。
この一部始終に、陽一には「浮気した癖に偉そう」「自分のこと棚に上げすぎ」「自己中」と批判、誠にも「突っ走りすぎでは」と苦言があり、「不毛すぎる戦い」「どっちもどっち」と冷静に見る声が多く上がっていた。
なお、「子犬のような目」が人気の岩田だが、前会社の部下である華が転職先に現れた際、“ニーニャ様”らしからぬ表情を見せる一幕があった。「イケメンばかり」だという華に「誰か紹介しようか」とキューピッドをかってでるも、華は悪びれず「じゃあ浮気しない人お願いしまーす」とグサリ。誠は思わず真顔になり、容赦ない華に「刺すねえ」「地雷」「いちいち面白い」と沸いていた。(石川友里恵)