『ザ・フラッシュ』スーパーガールの戦闘シーン、“R指定すぎて”一部カットされていた
DC映画『ザ・フラッシュ』(公開中)でスーパーガール/カーラ・ゾー=エルを演じたサッシャ・カジェが、自身の戦闘シーンで暴力描写が一部カットされていたと、Colliderのインタビューで明かした。(以下、本編の内容に一部触れています)
『ザ・フラッシュ』は、殺された母親を救うために過去を変えた主人公フラッシュ/バリー・アレン(エズラ・ミラー)が、改変後の世界に迫る危機に立ち向かうアドベンチャー大作。スーパーマンの従姉妹であるスーパーガールは、ジャスティス・リーグのメンバーが存在しない世界でフラッシュが出会うヒーローで、バットマン(マイケル・キートン)と共に、蘇ったゾッド将軍に対抗する。
スーパーガールは劇中、スーパーマンに匹敵するパワーで敵を次々となぎ倒していく。中でも、彼女の最初の見せ場となる軍事施設でのアクションシーンは、観客に大きなインパクトを与える。
サッシャによると、軍事施設でのカーラの戦闘シーンは完成版よりも長く撮影されていたが、暴力描写が“R指定すぎる”として、削除されたものがあったという。「私はあのシーンでたくさんスタントに挑戦しました。でも、少し“R指定すぎる”ものがあって、最終的になくなってしまったのです(笑)」
惜しくもカットされた戦闘シーンも、機会があれば完全版として見てみたいそうで「いつか、アンディ(・ムスキエティ)監督に、見せてほしいとお願いするかもしれません。たくさん(アクションに)挑戦しましたし、スタント自体が大好きなので、完全版が見てみたい」とも語っている。
『ザ・フラッシュ』で本格的な長編映画デビューを果たしたサッシャは、スーパーガール再演に前向きで、 USA TODAY は、カーラがDCスタジオのピーター・サフランCEOとキャラクターの将来に向けて話し合ったと伝えている。(編集部・倉本拓弥)