伊藤健太郎、福原遥&水上恒司『あの花』に特攻隊員役で出演
TikTokで話題となり、10代を中心に人気を博した汐見夏衛による同名ベストセラーを福原遥と水上恒司のダブル主演で映画化した『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)に、伊藤健太郎が出演することが発表された。
本作は、ある日突然、戦時中の日本にタイムスリップしてしまった女子高生が、特攻隊員と出会い、恋をする、号泣必至の感動ファンタジー。女子高生の加納百合を福原が、特攻隊員・佐久間彰を水上が演じ、伊藤は彰と同じ部隊に所属する親友・石丸にふんする。福原とは『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』以来6年ぶり、水上とは初共演となる。監督は『光を追いかけて』などの成田洋一が務める。
出演にあたり伊藤は、「元々特攻隊というものに非常に興味があり、このようなお仕事をさせてもらっている上では演じたいなと思っていたジャンルでした。戦争をテーマにした作品が自分にとっても初めての経験なので、すごく嬉しかったです。親戚に特攻隊だった方がおり、その方の思いも背負いつつ石丸を演じられたらいいなと思います」とコメント。明るく隊のムードメーカーという役どころについて、「だからこそ切なく感じられる部分があり、そこが魅力なのかなと思っています。観てくださっている皆さんに石丸の切なさ、生き様を届けたいです」と意気込みを語った。
伊藤のキャスティングについて、成田監督は「弱みを一切見せず、どんな時も笑顔で快活、そして慈しみに溢れてる……伊藤くんはまさに適役でした。本人のキャラが石丸に近かったこともありますが、抑えた素晴らしい芝居をしてもらいました。感謝!」と語り、プロデューサーの西麻美も「石丸は死に向かう恐怖を表に出すことなく、いつも底抜けに明るく振る舞っているというとても難しい役です。監督から最初に伊藤さんのお名前が出たあと、考えれば考えるほどこの役は伊藤さんにしかできないのではないかと思うようになり、伊藤さんにお願いしようと決めました」と明かしている。(高橋理久)
伊藤健太郎コメント全文
Q.今回石丸の役が来た時のお気持ちはいかがでしたか?
元々特攻隊というものに非常に興味があり、このようなお仕事をさせてもらっている上では演じたいなと思っていたジャンルでした。
戦争をテーマにした作品が自分にとっても初めての経験なので、すごく嬉しかったです。親戚に特攻隊だった方がおりまして、その方の思いも背負いつつ石丸を演じられたらいいなと思います。
Q.どのような石丸を演じていきたいですか?
石丸は基本的に明るくてムードメーカーという部分があるのですが、だからこそ切なく感じられる部分があり、そこが魅力なのかなと思っています。観てくださっている皆さんに石丸の切なさ、生き様を届けたいです。
Q.髪型も役柄に沿って変えられたようですが
こんなに短い髪型は初めてですね。髪を剃ってから2週間ほど経ちましたが、いまだに朝起きて鏡を見るとびっくりします。まだ慣れないです。
Q.現場の空気感はいかがですか?
福原さん、水上くんを筆頭にとても温かい現場で、穏やかに撮影しています。
Q.お二人とのご共演はいかがですか?
福原さんは5,6年ほど前に共演させていただきました。他の皆さんは初めてご一緒する方ばかりですが、カメラが回っていないところでも色々とお話させていただいて、和気藹々と撮影しています。
Q.楽しみにされている皆さんへ一言お願いします。
今の時代にこの映画を届けられるということは、すごく意義のあることなのではないかなと思います。観てくださる方々に色んな感情を与えることができる作品にしていきたいと思っていますので、公開の12月8日を楽しみに待っていただきたいです。