アニメ「ULTRAMAN」完結!木村良平、3回胴上げ「夢を実現できる作品になりました」
アニメ「ULTRAMAN」(Netflixで全3シーズン配信中)の舞台挨拶付き“フィナーレ版”上映会が9日、新宿ピカデリーで行われ、声優の木村良平、江口拓也、潘めぐみ、前野智昭、竹内良太、諸星すみれが出席。完結を迎えた作品への思いを吐露するとともに、座長として作品を引っ張ってきた木村を、スタッフが胴上げする一幕もみられた。
本作は、かつてウルトラマンだった早田進の息子・早田進次郎(声:木村)が、ウルトラマンを模したスーツに身を包み、迫り来る敵と戦うアクション。「攻殻機動隊 SAC_2045」などで知られる神山健治監督&荒牧伸志監督コンビが、同名コミックをフル3DCGで映像化。原作漫画に先がけて完結となるFINALシーズンでは、進次郎の中に宿る「ウルトラマン因子」を巡る新たな戦いが描かれた。
木村は、客席を埋め尽くしたファンに向かって「こうして劇場で上映できたのは皆さんのおかげです」と感謝を述べると、「原作が誕生して、モーションコミックから10年近く関わってきました。だんだん作品が成長していき、素晴らしい音響でアフレコができたことで、劇場でも上映してほしいという思いになり、今日上映することができました」と感慨深い表情で語る。
この日は、竹内が作品で担当したJACKのスーツを着て登場。汗だくになりながらも「テンションが上がっています」と目を輝かせると、以前スーツを着たことがある木村、さらに Blu-ray BOX の特典映像でスーツを着た藩、江口、前野も大興奮で「最高だった」と特別な体験ができたことに感謝を述べる。
フォトセッションを終え、イベント終盤に突入すると、プロデューサーが登場し「これまで座長として作品を引っ張ってきた木村さんにやりたいことがある」と胴上げを提案。劇場での胴上げという前代未聞の展開のなか、木村は3度宙を舞うと「このシリーズに関わってきて本当に良かった」と笑顔を見せる。
興奮冷めやらぬなか、マイクを持った木村は再度観客に感謝の意を述べると「夢を実現できる作品になりました。また皆さんと会う機会がありましたらよろしくお願いします」とさらなる盛り上がりを期待していた。(磯部正和)