『ミッション:インポッシブル』トム・クルーズ、大ジャンプ中の心境は?
トム・クルーズが主演を務める人気シリーズ第7弾『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(7月21日公開)のUSプレミアがニューヨークで開催され、トムをはじめヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、ヴァネッサ・カービー、ヘンリー・ツェニー、イリー・アトウェル、ポム・クレメンティエフ、イーサイ・モラレス、クリストファー・マッカリー監督ら総勢19名が集結した。
ローマで開催されたワールドプレミアに続き、ロンドン、アブダビ、ソウル、シドニーと全世界を周り、ついにニューヨークに到着したトム。「大スクリーンと素晴らしい音響で観ると、とてもリアルなんだ。ファンのみんなに本作を観てもらえるこの瞬間をずっと心待ちにしていた」と喜びを語った。
本作のアクションシーンの一つ、崖からバイクでジャンプするシーンについて聞かれると、「初めて落ちていくバイクジャンプをした時によく覚えているのは、真下を見てしまうと身体が震えてしまうかもしれないと思ったことだ。一度身体が震え始めると、気持ちを落ち着けようとしても、震えを止めるのは難しい」と恐怖心と戦っていたことを明かした。実際飛んでいる時の心境は「いつ自分がバイクを手放したのかもわからなかった。実際に何が起こったのか自分でもよくわからないんだ」と極限状態で撮影していたという。
しかし、飛んだ後については「撮影のために十分に深く落ちることを考えた。落ちていく映像を撮りたいのだから、深く落ちれば落ちるほどいい映像になることはわかっていた」と常に良い作品を作ることに集中していたことがわかる、トムらしいエピソードを披露した。
7月17日に開催されるジャパンプレミアは、全国IMAX一斉上映が決定しており、本編上映前にはレッドカーペットと舞台あいさつの模様も中継される。(今井優)