与田祐希「量産型リコ」城プラモの魅力に惹かれる視聴者続々 次回は『シン・仮面ライダー』プラモ登場
13日深夜、乃木坂46・与田祐希主演の連続ドラマ「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」(テレビ東京系・毎週木曜深夜24時30分)の第3話「難攻不落の熊本さん」が放送、まさかの“城プラモ”回に、視聴者から、その魅力に惹かれる声がTwitterに上がった。(以下、ドラマ第3話までの展開に触れています)
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大学時代の友人と立ち上げたスタートアップ企業「ドリームクレイジー」(略称・ドリクレ)でユニコーン企業を目指す、何事も中間値を行く“量産型”主人公・小向璃子(与田)が、町の模型屋・矢島模型店で出会ったプラモデルの魅力に触れ、大人になっていく本作。第3話では、デザイナーとしてドリクレに入社したお堅い新メンバー・熊本(市川由衣)とのコミュニケーションに悩むリコが描かれた。
前の会社では積極的だったのに、ドリクレでは周囲との間に壁を作り、仕事へのモチベーションも感じられない熊本。社長として関係性を構築するべく熊本にアプローチするリコだが、ことごとく返り討ちにあってしまい、救いを求めて矢島模型店を訪れる。
難攻不落の熊本の心を開くため、店主のやっさん(田中要次)が取り出したのが「熊本城」のプラモデル。ガンダムやマクロスとは全く違うタイプのプラモにとまどうリコだが、やっさんの「キャラクターでもない、船や飛行機でもない。決して派手ではないが、模型屋の片隅でたしかな存在感を放っている模型、それが城プラモだ」という名言に説得され、熊本の「天守閣に攻めこむ」べく、プラモ作りに挑む。
組み立てに接着剤が必要で、細かな石垣の塗装、ウェザリング、城下のジオラマ、城部分の作成と、まさに城攻めのように時間をかけてコツコツとプラモを組み立ていくリコ。数日にわたる制作過程と並行して、リコが少しづつ、熊本の「心の城内」に攻め込む様が描かれた。
時間も労力も必要だが、キャラクタープラモとはまた違った面白さがある城プラモ。序盤から丁寧に制作工程が映し出され、Twitterでは「今までで一番惹かれるかも」「こんな風に作ってるの見ると、城プラモ面白そうって思えるなー」と、その魅力に惹かれた視聴者の声が。「うわっこの作業絶対楽しい」「めっちゃ組みたくなってきた。。」など、実際に作ってみたくなったファンも多かったようだ。
ちなみに、矢島模型店の棚には、リコたちの城造りを見守るように、シーズン1の第6話に登場したプラモデル「LEGEND BB 武者頑駄無」の姿が。前作とのつながりを感じさせる小ネタに「懐かしい!」など喜びの声が寄せられた。
最後は、ひたむきに仕事に打ち込むドリクレメンバーの姿に熊本の壁が崩れ、チーム一丸となって作業に取り組む展開に。人員整理によって前職の仲間が散り散りになってしまった経験から、周囲との間に壁を作っていたと告白する熊本に、リコは「うちは、散る時はみんな一緒です」と一言。そんなドリクレメンバーの姿に「登る時も散る時も一緒って、信頼できるよなぁ」「なんかいいチームになってきたなあ」といった声が寄せられた。
次週は、ドリクレの資金を管理していたもう一人の新メンバー、後田(矢柴俊博)をめぐるドラマが展開。告知映像には「Figure-rise Standard 仮面ライダー (シン・仮面ライダー)」のプラモデルが映し出されており、早くも視聴者から興奮の声が寄せられている。(編集部・入倉功一)