「バチェラー」シーズン5はSNSでケンカ勃発?異色バチェラーに期待
大人気恋愛リアリティー番組「バチェラー・ジャパン」シーズン5の配信直前イベントが25日に目黒のホテル雅叙園東京で行われ、異色のバチェラーと称される5代目バチェラー・長谷川惠一と、スタジオMCの今田耕司、藤森慎吾、指原莉乃、そしてゲストMCの片寄涼太(GENERATIONS)が来場、注目の新シーズン配信に向けて、その見どころを語った。
「バチェラー・ジャパン」は、成功を収めた一人の独身男性(バチェラー)のたった一人のパートナーの座を勝ち取るために、性格もバックグラウンドも異なる複数名の女性たちが競い合う婚活サバイバル番組。
シーズン5の見どころとして、ネタバレなので詳細は言えないと前置きしつつも、今田は「めっちゃいいシーンがあって。思い出しても鳥肌が出てくるんですけど、女同士の友情がね……。これは涙なしでは観られないです。リアルに映画でしたね」とコメント。その言葉に片寄たちも「あそこはすごくすてきですよね」としみじみ。
今回、5代目バチェラーに抜てきされたのは、2022年に配信された「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン2で、最後の2人に選ばれながらも、あと一歩のところで“真実の愛”に手が届かなかった長谷川。健康・フィットネス関連の会社を経営している肩書とは裏腹に、人見知りで優柔不断、不器用という、歴代のバチェラーたちのような自信にあふれ、女性をリードすることに長(た)けた男性、というイメージとは異なる異色のキャラクター。
今回の抜てきに「お話をいただいて率直にうれしかったですが、ただ(「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン2が終わってから)事業をはじめたり、やらなきゃいけないことも多かったりで悩みました。恋から離れて事業にまい進していましたが、前回の旅でしっかりと恋愛と向き合うことができたので、この旅ならもう一回結婚を目指せるんじゃないかなと思いました」と正直な思いを吐露。
そんな長谷川のキャラクターを「バチェロレッテ・ジャパン」を通じて知っていたからこそ意外だったと口々に語るMC陣。指原も「観てて好きだったからこそ、『え?』と正直に思いました。バチェラーって厳しさも大事じゃないですか。厳しい選択をしないといけないこともあるし。でも長谷川さんのいいところは優しいところと優柔不断なところなので。バチェラーと真逆なんじゃないと思った」と語るが、その上で「でもそう思っている人にこそ観てほしいです」と呼びかけた。今田も「長谷川さんがどうバチェラーになっていくか。成長ドラマとしても観てもらいたい」と期待をあおった。
バチェラーとしてだけでなく、参加者の気持ちもわかるという長谷川。「前回のバチェロレッテの時も、最初のカクテルパーティーで話せなかったというのもあったので、最初のパーティーでは全員と話そうという気持ちでいったんですが、頭が真っ白になってしまって。正直、話が入ってこなかった」と反省するひと幕も。
さらに見どころを語ろうとする今田が「オレの中の女子がたまらない!」とはじけた笑顔で語るなど、バチェラー話でキャッキャと盛り上がるMC陣。そんな中、指原が「中盤、SNSでケンカが起きると思います。そこが(今田が紹介した)名シーンにつながります」と切り出し、「SNSが燃えるというか、話題になるというのは、嫌な感じでなく、悪口でもなく、議論という感じですね。今回のバチェラーは議論です。感想を言いたくてしょうがなくなる」と見どころを紹介した。
長谷川も「本当に自分は不器用な男なんですけど、不器用な男の生きざま、そしてそこに関わっていただいている魅力的な、すばらしい女性たちが切磋琢磨(せっさたくま)しているところがあるんですけど、そことからめて、いいものになってると思うので。ぜひご覧になってもらえたら」とメッセージを送った。(取材・文:壬生智裕)
「バチェラー・ジャパン」シーズン5(全10話)は Amazon Prime Video にて8月3日(木)22時から独占配信開始