与田祐希「量産型リコ」仮面ライダー回で変身する中年社員に「泣ける」の声 ブチ切れリコのかわいさにも反響
20日深夜、乃木坂46・与田祐希主演の連続ドラマ「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」(テレビ東京系・毎週木曜深夜24時30分)の第4話「シン・後田浩一郎」が放送、プライドまみれの中年社員がプラモデルを通じて「変身」する姿に、Twitterには、視聴者からの「泣ける」などの声も寄せられた。(ネタバレ注意。以下、ドラマ第4話までの展開に触れています)
【画像】ブチ切れもキュートなリコ!第4話「シン・後田浩一郎」
友人と立ち上げたスタートアップ企業「ドリームクレイジー」(略称・ドリクレ)でユニコーン企業を目指す、何事も中間値を行く“量産型”主人公・小向璃子(与田)が、町の模型屋・矢島模型店で出会った、プラモデルの魅力を通じて大人になっていく本作。第4話では、大手銀行から転職してきたドリクレの財務担当・後田(矢柴俊博)をめぐる、仕事とプライドにまつわる物語が描かれた。
人員整理で大手銀行を去り、ドリクレにやってきた後田。メガバンクで頭を下げられる会社員人生を送ってきたプライドは簡単に捨てられず、銀行を「ウチ」と言うクセも抜けない。それだけに仕事もおざなりで、ドリクレは早くも資金難に。困ったリコたちは銀行へ融資を頼みに行くが、やはり後田のプライドが邪魔をして無駄足に終わってしまう。
挙句の果てに、元同僚にドリクレの事業を「ビジネスごっこ」とこぼす後田に、流石のリコもブチ切れ「ファイヤー(Fire)です!」とクビを宣告。必死の形相で「ファイヤー!」を連呼するリコのキュートな姿に「リコちゃん本気のfire」「FIRE顔祐希ちゃんかわいい笑」などノックアウトされた視聴者も多かったようだ。
その後、感情的になったことを反省したリコは、後田に「一体どうですか」と声をかけて矢島模型店へ。飲みに行くテンションでプラモ作りに誘うリコに「『一杯』ならぬ『一体』笑」「一体どーですか!? 社会人なったら使ってみようかな」などの声が寄せられた。
「仮面ライダー」ファンだった後田は、店主のやっさん(田中要次)と『シン・仮面ライダー』談義で意気投合し、「Figure-rise Standard 仮面ライダー (シン・仮面ライダー)」を作ることに。憧れのヒーローに直接触れながら、自らを振り返るうちに「娘くらいの年の社長に気を使わせてしまった」と反省する後田。自分は大手銀行で「改造」されてしまったのかもしれない。そうこぼす後田に、やっさんは「まだ悪者にも、ヒーローにもなれる」と相変わらずの名言を投げかける。
その後リコから、以前いた銀行ではなく、ドリクレが彼にとっての「ウチ」になってほしいと伝えられた後田は、完成した仮面ライダーの豊富な可動域に「プラモデルなのに私より自由に動いてる」としみじみ。「うっしー、人生の可動域だって自由なはずだ!」というやっさんの言葉に、過去の栄光から卒業し、ドリクレのヒーローになりたいと決心する。やっかいな中年社員と思われた後田が、ライダーになりきって帰りの自転車をこぐ姿に、胸にこみ上げてくるものがあった視聴者もいたようで、Twitterには「いい話や、、」「うっしーかっこいい」「泣ける話でした」「泣く」など感激の声が寄せられた。
そして、27日に放送される第5話の告知映像には、3体の「HGUC 1/144 ドム/リック・ドム」が登場。ファンから早くも、アニメ「機動戦士ガンダム」の黒い三連星ネタを期待する声があがっている。(編集部・入倉功一)