『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』別エンディングがショッキングだった
現在公開中の『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』には当初、ショッキングなエンディングが用意されていたが、テスト試写の観客の反応が悪かったため変更になったという。編集のエディ・ハミルトンがVarietyに明かした。(以下、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のネタバレを含みます。鑑賞後にお読みください)
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『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、トム・クルーズ主演の人気アクションシリーズ第7弾。イーサン(トム)率いるIMFチームの前にイーサンの過去を知る男、ガブリエル(イーサイ・モラレス)が立ちはだかるさまを描いており、新ヒロイン・グレース役で、マーベル映画&ドラマのペギー・カーター役で知られるヘイリー・アトウェルが出演している。
当初、エンディングにはグレースがIMFチームを裏切るバージョンがあったとのこと。このバーションでグレースは、イーサン、ルーサー(ヴィング・レイムス)、ベンジー(サイモン・ペッグ)に薬を盛り、一人列車に乗り込んでバイヤーから金を得ようとするのだという。しかし、テスト試写の観客はこの展開を好まず、列車での一連のシーンは現在の形へ。畳みかけるアクションとスパイ物のスリルが展開する中、グレースの贖罪の物語としても機能することになった。
なお、グレースが“金を受け取らない”という重大な決断を下す際、彼女はホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)に変装しているため、実際にそのシーンを演じているのはヘイリーではなくヴァネッサだ。共にイギリス人で演劇の経験があり、共通の友人もいる二人は本作の準備中に特に仲良くなったといい、同シーンについてヘイリーは「わたしはあの瞬間が大好き。ヴァネッサの素晴らしさ、演技の幅の広さを示しているシーンよ」とコメントしている。後編にあたる『デッドレコニング PART TWO』は来年公開予定。(編集部・市川遥)