『トランスフォーマー/ビースト覚醒』“声優無法地帯”版予告編が公開!ビーストウォーズ声優陣の笑撃アフレコ再び
声優がアドリブの応酬を繰り広げ、“声優無法地帯”と呼ばれたアニメ「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」の声優陣が新たに収録した実写映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(8月4日全国公開)の予告編と、爆笑のアフレコ現場の模様を収めたメイキング映像が公開された。
【動画】4人中3人が出番なし!『ビースト覚醒』“声優無法地帯”版予告編
「ビーストウォーズ」でもお馴染みのビースト戦士たちが、実写シリーズに初参戦する本作。子安武人(オプティマスプライマル役/当時はコンボイ役)や高木渉(チーター役/当時はチータス役)が吹替版に続投するなか、高木と一緒に参加したのは、今回の映画に出ていない千葉繁(メガトロン役)、山口勝平(ラットル役)、加藤賢崇(ワスピーター役)だ。
“声優無法地帯”の仕掛け人であり、『ビースト覚醒』吹替版の音響監督も担当する岩浪美和によるディレクションのもと製作された予告編。「二日酔いで目がトローン」というメガトロンのセリフでスタートすると、ワスピーターやラットルといった懐かしのキャラクターの声が次々と聞こえてくる。ワスピーターは映画に出れると期待して永久脱毛(!?)、メガトロンもジムに3か月通って鍛えまくり気合い十分だが、映画に出演しているチーターから「もう収録は終わったんだ。二人とも出番ないじゃん」と衝撃の言葉を告げられる。
出番がない理由を考えるデストロン勢に「残念だったね」と声をかけるラットルだが、チーターから「君も出番ないじゃん」とまたしても衝撃の告白が……。「おいらたちが出ないビーストはビーストじゃないじゃん!」と不満を募らせる三人に、チーターもお手上げな様子。結局まともに映画を宣伝することなく予告編は終わってしまい、ふてくされたメガトロンは「観なくていいって!」と吐き捨てた。
メイキング映像では、7月某日に行われたアフレコ収録の模様が収められている。“声優無法地帯”の復活とあって、声優陣も冒頭から自主規制のオンパレード。加藤が繰り出した「これは(NG)の陰謀だブーン!」というセリフに対して、岩浪が「ダメだよ(NG)は!」とツッコむ一幕も。映画に出番なしの千葉は「観たい人は勝手に観ればいいじゃん!」とメッセージを寄せると、唯一の出演者である高木は「(映画本編は)イボンコ(=コンボイ)も頑張っていますから、ぜひみなさん楽しんでください」とアピールしていた。(編集部・倉本拓弥)