全裸で身を伏せる松本まりかを見つめる福士蒼汰…『湖の女たち』予告編が公開
吉田修一による“現代の黙示録”と言うべき同名小説を『MOTHER マザー』の大森立嗣監督・脚本にて映画化したミステリー『湖の女たち』から、福士蒼汰演じる刑事と松本まりか演じる介護士の危険な関係を捉えた超特報が公開された。また、同作の公開時期が今年11月から2024年初夏に変更になったことも発表された。
物語は、琵琶湖湖畔の介護施設で100歳の老人が殺されるところからスタート。その謎を追う刑事と容疑者として嫌疑をかけられる介護士の女は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき真実にのみ込まれていくことになる。
原作・吉田修一、監督・大森立嗣のタッグは2013年の『さよなら渓谷』以来。W主演を務めた福士と松本は、事件が袋小路に入り込むにつれ、特殊な関係性に溺れていく刑事と容疑者という難役に挑んだ。超特報で映し出されるのは、薄暗い倉庫の中、ソファに腰かけた刑事(福士)の姿。その視線の先に全裸で身を伏せる介護士(松本)の姿が浮かび上がり、二人に一体何が起きているのか気になる映像となっている。
原作「湖の女たち」の文庫本は7月28日に新潮社から発売される。なお、映画の公開時期の変更は、配給戦略によるものだという。(編集部・市川遥)